最近、秦基博さんのアルバムを、レンタルした際、カバーした曲を聴いて、スゴく感動した、独身ブロガーのキシです。
本人には悪いけど、秦基博さんのように、原曲よりカバー曲の方が、良い曲に聴こえることが、結構あると思いませんか?
そこで今回は、本人が歌うよりも、カッコいいカバー曲を、全部で15曲ほどご紹介するので、ぜひ本人と聴き比べましょう。
ただし、あくまでも個人的な感想なので、原曲のファンの人は、原曲を冒とくしていると、怒らないようにお願いします。
あと、正確に言うと、カバーではなくトリビュートになる曲も、入っているので、その辺は、大目に見てください。
※おすすめのカバー曲は、原曲の発売日の古い順で、ご紹介します。
君ノ瞳ニ恋シテル|椎名林檎
原曲は、1967年に発売。フランキー・ヴァリさんが歌っています。
君ノ瞳ニ恋シテルは、正確に言うと、『Can’t Take My Eyes Off You』であり、たくさんの人に、カバーされた有名な曲。
椎名林檎さんのバージョンは、疾走感があって、スゴくカッコ良いから、原曲のイメージと、かなり離れています。
しかし、原曲のまったりした感じより、疾走感のあるバージョンの方が、曲のイメージにあうので、こちらがおすすめです。
なごり雪|秦基博
原曲は、1974年に発売。かぐや姫が歌っています。
『なごり雪』は、イルカさんのイメージが、スゴく強かったけど、もともとは、かぐや姫の曲だったとは、知りませんでした。
この曲も、たくさんの人に、カバーをされていますが、その中で一番は、聴けば絶対に聴き惚れる、秦基博さんのバージョン。
ただし、秦基博さんの『なごり雪』は、CDだと限定盤だから、中古で手に入れるか、レンタルで借りるか、どちらのみです。
勝ってしやがれ|松本孝弘
原曲は、1977年に発売。沢田研二さんが歌っています。
『勝ってしやがれ』は、ジュリーの代表曲だけど、B’zの稲葉さんのカバー曲の方が、めちゃくちゃカッコいいです。
正確には、稲葉さんの声と、松本さんのギターが、この曲をカッコよくしているから、原曲を超えたのでしょうね。
ちなみに、アルバムは松本孝弘さん名義ですが、『勝手にしやがれ』は稲葉さんが、ボーカルトで参加しています。
化粧|清水翔太
原曲は、1978年に発売。中島みゆきさんが歌っています。
『化粧』は、他にも桜田淳子さんが、カバーをしていますが、自分が好きなのは、清水翔太さんのバージョンです。
ただし、中島みゆきさんバージョンも、同じくらい良いから、清水翔太さんの聴き比べると、同意見は半々かもしれません。
中島みゆきさんの曲は、女心を歌っているのに、なぜか男性が歌うと、しっくりくるので、ちょっと不思議な気がします。
色・ホワイトブレンド|竹内まりや
原曲は、1986年に発売。中山美穂さんが歌っています。
『色・ホワイトブレンド』は、もともと作詞と作曲が、竹内まりやさんなので、正しく言うと、セルフカバーの曲です。
中山美穂さんが歌うと、アイドルソングに聴こえますが、竹内まりやさんが歌うと、全く違う曲に、聴こえますね。
原曲もカバー曲も、発売から30年以上、すでに経過しているけど、今の時代に聴いても、全く違和感がありませんよ。
休みの日|bank band
原曲は、1991年に発売。JUN SKY WALKER(S)が歌っています。
『休みの日』は、JUN SKY WALKER(S)の曲だけど、自分の場合、bank bandがきっかけで、この曲を知りました。
ジュンスカの宮田さんの声も、曲のイメージに合っており、ダメじゃないけど、やっぱり桜井さんの方が、個人的に好き。
CD版の『休みの日』も良いですが、ライブDVDの『休みの日』も良いから、両方のバージョンを、聴いて欲しいです。
慟哭|中島みゆき
原曲は、1992年に発売。工藤静香さんが歌っています。
『慟哭』は、中島みゆきさんが作詞、工藤静香さんが歌い、大ヒットした曲で、90万枚も売れたから、かなり有名な曲。
でも、歌唱力の違い、歌詞の内容、これらを考えると、やはり中島みゆきさんが、『慟哭』のイメージに、合っています。
特に、最後のサビの部分は、中島みゆきさんらしい、怨念のある歌詞だから、本人が歌うと、迫力が半端ないですね。
and I close to you|スキマスイッチ
原曲は、1993年に発売。Mr.childrenが歌っています。
『and I close to you』は、ミスチルの初期の名曲で、今と歌い方が違うから、スキマスイッチの方が、個人的におすすめ。
スキマスイッチの大橋さんが、スゴく気持ち良さそうに、歌っているから、聴いているこちらまで、伝播してきます。
この曲は、本当におすすめなので、ぜひ聴いて欲しいけど、CD化されてないから、聴きたい人は、YouTubeで見ましょう。
LUNA SEA|SCANNER
原曲は、1994年に発売。hideさんが歌っています。
『SCANNER』は、hideのトリビュートアルバムで、LUNA SEAがカバーしており、個人的に、このアルバムで一番に好き。
hideのバージョンも、カッコいいのは、間違いありませんが、打ち込み音源を使っており、自分はそこがダメでした。
しかし、LUNA SEAのバージョンは、前半は静でしっとり、後半は動でハードに変わり、カッコ良く仕上がっています。
今夜はブギー・バック|KREVA
原曲は、1994年に発売。小沢健二 featuring スチャダラパーが歌っています。
『今夜はブギー・バック』は、小沢健二さんの声よりも、個人的には、KREVAの方が、曲と合っている気がします。
このバージョンではないけど、スチャダラパーとKREVAが、コラボしており、こちらもスゴく、カッコいいですから。
ちなみに、原曲とカバー曲では、歌詞の内容が、少し違っているので、そこを聴き比べるのと、面白いですよ。
歌うたいのバラッド|bank band
原曲は、1997年に発売。斉藤和義さんが歌っています。
『歌うたいのバラッド』は、斉藤和義さんの声が、ステキなので、ちょっと迷いましたが、やはりカバーの方が良い。
基本的に、桜井さんがバラードを歌うと、大抵の場合、原曲を上回るので、どんなに原曲が良くても、たぶん勝てません。
個人的には、CDバージョンよりも、「ap bank fes」の方が、桜井さんがカッコいいので、こちらをおすすめします。
ミルクティー|秦基博
原曲は、1998年に発売。UAさんが歌っています。
『ミルクティー』は、UAの曲ではあるけど、あまり売れていないので、カバーの方が原曲と、勘違いするかもしれません。
自分も、秦基博さんの声が、『ミルクティー』のイメージに、スゴく合っていたから、てっきり原曲かと思っていました。
この曲で、カッコいい場所は、秦基博さんの高音の声で、こんな声に生まれたかったと、誰しもが思うはずですよ。
愛のしるし|スピッツ
原曲は、1998年に発売。PUFFYが歌っています。
『愛のしるし』は、歌唱力のないPUFFYが、歌っていたので、スピッツが歌えば、原曲を上回るのは、当たり前です。
そもそも『愛のしるし』は、草野正宗さんが作詞と作曲をしており、スピッツが歌えば、カッコいいのは、当然の結果。
PUFFYが歌うと、流行りの音楽に聴こえますが、スピッツが歌うと、今の時代でも聴ける曲に、変わっちゃいますね。
夜空ノムコウ|スガシカオ
原曲は、1998年に発売。SMAPが歌っています。
『夜空ノムコウ』は、もともと、スガシカオさんが、作詞をしているので、やはり本人が歌うと、スゴくカッコいい。
SMAPの原曲も、カッコいいけど、スガシカオさんの声と、切ない歌詞が合っているので、こちらがおすすめです。
ただし、スガシカオさんは、ライブなどで『夜空ノムコウ』を、歌わないと宣言しており、CDでしか聴けないのは残念。
そろそろいかなくちゃ|秦基博
原曲は、2000年に発売。スガシカオさんが歌っています。
『そろそろいかなくちゃ』を、初めて聴いたのは、秦基博さんバージョンだったので、こちらの方が、自分は好きです。
もちろん、スガシカオさんの原曲も、淡々と歌って、カッコいいけど、サビの盛り上がりは、秦基博さんの方がいい。
ぜひ、秦基博さんのバージョンを、おすすめしますが、限定盤のみの発売なので、レンタルして聴いてください。
一番にカッコいいカバー曲は?
本来、原曲は本人が歌うと、一番にカッコいいはずですが、ときどき、カバーしたアーティストが、カッコいいんです。
実際に、ご紹介した15曲を、原曲と聴き比べたら、ほぼ確実にカバーした曲の方が、原曲かもと、勘違いしますよ。
特に、秦基博さんと桜井さん(bank band)の声は、どんな曲を歌っても、本人より上回るから、間違いありません。
ただし、人によっては、原曲の方が好きかもしれないので、ちょっと面倒だけど、試しに聴き比べるのは、どうでしょうか。
最後に、ご紹介した15曲の中で、一番にカッコいいカバー曲は、KREVAが歌う、『今夜はブギー・バック』ですね。
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