- 椎名林檎のシングル曲しか知らない人!
- ベストアルバム以外の曲を知りたい人!
- コアなファンが知る名曲を聴きたい人!
「椎名林檎のシングル以外の隠れた名曲が聴きたい!」
椎名林檎が初のベストアルバムを発売しますが、ベストアルバムの名曲を聴いてファンになった人も多いでしょう。
しかし、椎名林檎の名曲はベストアルバムに収録していない曲にも多いから、ぜひこの機会に聴いてください。
そこで今回は椎名林檎の全アルバムを持っている自分が、おすすめの隠れた名曲ベスト10をご紹介します。
コアなファンならすべての曲を知ってるだろけど、ライトなファンだと知らない曲が多いかもしれませんね。
なお隠れた名曲は『おすすすめ曲ベスト10!』と『元気が出る曲ベスト10!』以外の曲を対象に選びました。
※以降は椎名林檎ではなく林檎嬢と表記します。
椎名林檎の隠れた名曲10位『虚言症』
隠れた名曲10位は2枚目のオリジナルアルバム『勝訴ストリップ』に収録している『虚言症』。
この曲は林檎嬢が高校生の頃に作った初めての曲で、10代にこの曲が作れるのは天才の証かもしれません。
個人的にはアレンジの問題か林檎嬢の声が少しキンキンするので、セルフカバーして欲しい曲でもあります。
ちなみに『百鬼夜行2015』のアンコールで唄ったライブ盤の『虚言症』が、おすすめのバージョンです。
高校生が作ったレベルの曲ではありませんね。
椎名林檎の隠れた名曲9位『どん底まで』
隠れた名曲9位は6枚目のオリジナルアルバム『三毒史』に収録している『どん底まで』。
ドラムとギターが前面に押し出されたハードロックな曲で、東京事変の曲が好きな人は絶対にハマります。
ちなみに『どん底まで』はシングル『史上の人生』のカップリングにも入っており、アルバムとは違うバージョン。
カップリング盤よりもアルバム盤の方が、速いテンポでハードロック全開になっておりアルバム盤がおすすめです。
アルバム盤の方がシンプルにカッコいいです。
椎名林檎の隠れた名曲8位『依存症』
隠れた名曲10位は2枚目のオリジナルアルバム『勝訴ストリップ』に収録している『虚言症』。
初期の曲らしいサビにドラムとギタの印象が強くなっている曲で、この手のタイプが好きな人にはおすすめ。
ただし、歌詞の内容は男に依存する林檎嬢の気持ちが唄われており、サラッと聴くには向いていないかも。
その代わり歌詞を理解して聴くと、重厚感のあるサウンドと重みのある歌詞にどっぷり浸れる曲でもあります。
今の林檎嬢の声で『依存症』を聴いてみたいなぁ。
椎名林檎の隠れた名曲7位『カプチーノ』
隠れた名曲7位は初のセルフカバーアルバム『逆輸入 〜港湾局〜』に収録している『カプチーノ』。
この曲は『ともさかりえ』に提供した曲。さらにミスチルでお馴染みの『小林武史』が編曲した曲でもあります。
林檎嬢とミスチルのテイストとミックスされた曲だから、両方のファンの人なら絶対に好きになるはずです。
ちなみに『ともさかりえ』バージョンは亀田誠治が編曲をしており、また違った味わいの曲に聴こえるかも。
可愛らしい林檎嬢の曲が好きな人におすすめです。
椎名林檎の隠れた名曲6位『同じ夜』
隠れた名曲6位は記念すべきデビューアルバム『無罪モラトリアム』に収録している『同じ夜』。
アコースティック・ギターとバイオリンと林檎嬢の声に、小説を読んでいるような文学的な歌詞が特徴の曲。
特にイントロのバイオリンの音色と林檎嬢の声を聴けば、これが本当にデビューアルバム?と思うでしょう。
好きな部分は畳み掛けるように言葉を重ねるサビと林檎嬢の高音の声。バイオンリンに負けない音色です。
初めて聴いたときの衝撃は今でも覚えています。
椎名林檎の隠れた名曲5位『やさしい哲学』
隠れた名曲5位はコンピレーションアルバム『浮き名』に収録している『やさしい哲学』。
初めて聴いたときはそれほどインパクトがなかったけど、『百鬼夜行2015』バージョンを聴いてイメージが変わりました。
オジリナルは電子音が強めにアレンジされてますが、『百鬼夜行2015』バージョンは完全なバンドサウンド。
凄く盛り上がるサビはなく淡々と進むのに、なぜか最後まで聴きってしまう不思議な魅力のある曲です。
ライブバージョンをアルバムで出して欲しいですね。
椎名林檎の隠れた名曲4位『凡才肌』
隠れた名曲4位は3枚目のスタジオアルバム『三文ゴシップ』に収録している『凡才肌』。
この曲はアコーディオンのみで演奏されており、シンプルに林檎嬢の歌声を聴けるおすすめの曲です。
林檎嬢の歌声も良いけどさらに良いのは歌詞で、もしかすると自らのことを歌詞にしたのかもしれません。
歌詞に出てくる『賞賛』『孤独』『天才』『冒涜』は、林檎嬢が抱えている葛藤のように聴こえてきますよ。
シンプルな曲は歌詞が頭に入りやすいですね。
椎名林檎の隠れた名曲3位『最果てが見たい』
隠れた名曲3位はウィキペディアではシングルだけど、公式サイトには掲載していない『最果てが見たい』。
この曲は石川さゆりに提供した曲。自身のアルバム(逆輸入 〜港湾局〜)には英語盤を収録しています。
でも、おすすめしたいのはダウンロード盤(CDでの販売は無し)でしか聴けない日本語盤の『最果てが見たい』。
日本語盤の『最果てが見たい』はエッジの効いたハードロックなので、かなりカッコいい仕上がりです。
なぜベストアルバムに入れなかったのか謎です。
椎名林檎の隠れた名曲2位『熱愛発覚中』
隠れた名曲2位はコンピレーションアルバム『浮き名』に収録している『熱愛発覚中』。
『熱愛発覚中』は中田ヤスタカが編曲をしており、今までの林檎嬢とは違うポップな曲に仕上がっています。
歌詞は医学用語が使われており相変わらず難しいですが、注目して欲しいワードは『超タイミングブス』。
林檎嬢のボキャブラリーの凄さに驚くワードで、センスの良さと言うか言葉のチョイスが本当に面白いです。
個人的に『百鬼夜行』の『熱愛発覚中』がおすすめです。
椎名林檎の隠れた名曲1位『眩暈』
隠れた名曲1位はカップリング・アルバム『私と放電』に収録している『眩暈』。
『眩暈』はAメロが静かに始まり、Bメロから徐々に盛り上がってサビが最高潮になる聴きやすい曲。
特に二度目のサビは声を重ねて録音しているから、重厚感が増し最高に盛り上がり聴き終ったあと凄く気持ちイイ。
個人的に少しずれて『確かにぃ~』と唄う部分が好きで、周りに誰もいないときはつい歌ってしまいます。
『眩暈』は良い曲なのにあまり知られてないかも。
一緒にベストアルバムとライブDVDも聴こう
ご紹介した隠れた名曲と『おすすすめ曲ベスト10!』と『元気が出る曲ベスト10!』を聴いたら、あとはライブDVDとベストアルバムを買いましょう。
自分の場合、ライブDVDは『椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015』を持っており、現段階で5回以上は見ています。
ベストアルバムの方は、『ニュートンの林檎』は新曲とアルバム未収録の『真夜中は純潔』が収録しておりすでに予約済み。
自分と同じようにどっぷり林檎嬢にハマった人は、ぜひライブDVDとベストアルバムをお買い求めください。
ベストアルバムの新曲も楽しみですね。
椎名林檎の隠れた名曲ベスト10『まとめ』
個人的に林檎嬢の曲はシングルも良いけど、アルバム曲にもレベルの高い曲があるから隠れた名曲は多いです。
シングルはテレビで聴く機会が多いと思うので、コアなファンほど隠れた名曲を聴いてるかもしれませんね。
ただし、林檎嬢の曲はいつ聴いても新鮮だし聴き飽きないなら、ヒットしたシングル曲もときどきは聴きます。
例えばシングル曲の場合、ライブ映像を見ると曲のイメージが変わるからライブDVDで見ることが多いです。
ちなみに、ご紹介した10曲以外にも隠れた名曲はあるので、ファンになったらすべてのアルバムを揃えてください。
林檎嬢は20年前の曲でも全く古く感じませんね。