「気象庁は頼りないので各国が予想している台風の進路予報が知りたい!」
河川の近くに住んでいると8月以降は台風が増えるので、河川の氾濫などが心配になりませんか?
台風が接近するといろいろ対策を取りますが、まずその前に台風の進路をしっかり確認することがとても重要。
一般的に台風の進路を把握する際は気象庁と米軍が有名だけど、実は韓国や中国なども台風情報を出しています。
そこで今回は米軍・欧州・中国・韓国・台湾など、各国の台風情報の見方をご紹介するので参考にしてください。
さらに河川情報や台風対策などもご紹介するので、台風が接近する場合は事前の確認をくれぐれもお忘れなく。
台風が来る前に進路をネットで調べる
台風が接近する際、ある程度の進路が分かっていれば、住んでいる地域に影響が出るかどうか分かります。
影響が出ると分かれば対策を取れば良いし、出ないのであれば大掛かりな対策を取る必要はありません。
「備えあれば憂いなし」とは言うけど、大掛かりな対策は時間と労力が要りムダにやるのは考えもの。
それならば事前に台風の進路をしっかり把握して、近づくようであれば対策を取れば良いでしょう。
台風進路は気象庁の情報で確認しますが、最近はあまり当たらないので他の情報も利用してください。
気象庁・台風情報
真っ先に台風が来ると分かったら、気象庁の台風情報を見て勢力や進路を確認することが最も重要です。
他には解析雨量、降水短時間予報、レーダー・ナウキャストで、住んでいる地域にどのくらい雨が降るかも確認してください。
アメリカ海軍の台風情報(JTWC)
最近、気象庁の予報が外れておりあまり信じられないから、米国の海軍の台風情報で調べることもおすすめです。
米国海軍の台風情報(JTWC)のサイトを開いたら、該当する台風の「TC Warning Graphic」をクリックすると進路情報が出ます。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
米国の海軍の他に欧州中期予報センター(ECMWF)も、台風の進路予想をしており念のためこちらも調べましょう。
手順はページ上部の「Forecasts」→「charts」→「Medium range」→「Medium range」の順番でクリックすえば見られます。
「Forecasts」をクリック。
「charts」をクリック。
「Medium range」をクリック。
「Mean sea level pressure and wind」をクリック。
「Area」から「Eastern Asia」をクリックすれば、東アジアの天気図が出ます。
韓国・中国・台湾などの台風情報
欧州・米国他にも近隣各国で台風情報を出しているから、把握していた方が安全なのでこちらも調べてください。
手順は「Multi-Agency TC Forecast」→「TC name」で該当する台風を選び、「View track」をクリック。
あとは気象庁・米軍・中国・台湾・韓国・香港・フィリピン、各国の進路予想を一度に見られます。
ただし、更新が少し遅いので左上にある「TROPICAL CYCLONE JEBI」から、各国をクリックして最新情報を見ましょう。
これだけ調べれば台風の進路をしっかり把握できます。
進路が分かったら河川の水位状況を確認
わが家は30年以上前の台風で、近くの河川が氾濫・床上浸水をしたから、河川の氾濫の恐怖を知っています。
それも急に河川が氾濫したので全く対策を取っておらず、なにも持ち出せないまますぐに避難をしました。
あんな経験を二度としたくないので台風が接近すると分かったら、必ず河川の水位を調べています。
河川の水位をチェックする
河川の水位を調べるには国土交通省のサイトの「川の防災情報」から、地域の河川の水位を調べてください。
手順は「水位雨量」→「都道府県」に進み、近くの河川をクリックすれば、現在の水位が分かります。
ダムの貯水率をチェックする
ダムが近くにある場合は、こちらも国土交通省のサイトの「全国のダム貯水情報」で貯水率が分かります。
貯水率が高くて大雨が降る場合、河川の氾濫の危険があるのでその際はすぐに対策を取りましょう。
最近ではライブカメラを設置した河川もあるので、お住いの市町村のサイトなどで探せば見つかるはず。
川の防災情報・全国のダム貯水情報・ライブカメラ、この3つがあれば河川の水位が分かるので安心ですよ。
テレビで河川の水位を教えてくれないからネットで調べましょう。
近所に迷惑が掛からないための対策
台風が接近すると分かった場合、本格的に対策が必要なのでまずはベランダから取り掛かりましょう。
重たい物だとしても万が一に飛んだら誰かにケガをさせるので、必ず家の中に入れてください。
特に注意して欲しいのがベランダの物干しざおで、強風で飛ぶと危険だから必ずベランダの床へ置くこと。
物干しざおでも簡単に強風で飛ばされるから、動かせない物は別にして部屋やベランダの床に置くべきです。
他にはプランターなども、風で簡単に飛ばされるので、台風が接近すると分かったらすぐに片付けましょう。
台風が来る前に片づけるのが面倒な人は、日頃からベランダに飛ばされるものを置かないでください。
誰かにケガをさえたら大変なのでまずベランダをチェック。
側溝や雨どいの氾濫に備える対策
ベランダの次は家の前に側溝があったり雨どいがあったら、ゴミなどがつまってないか調べてください。
ゴミが詰まっていた場合、大雨で側溝や雨どいがせき止められるので、台風が来る前に必ず掃除しましょう。
特に秋は落ち葉や枯れ葉が増え側溝や雨どいに詰まりやすいから、普段から掃除を心掛けてください。
また大雨で土砂が側溝にたまり氾濫することもあるから、安全が確認できた場合に限り掃除すること。
雨どいは雨が降らないと確認ができないので、雨が降ったとき流れているか調べるのがポイント。
部屋がアパートの1階で近くに側溝や雨どいがある場合は、大家や管理会社に問い合わせましょう。
電気や水道が止まったときに備える対策
台風が来ると強風が原因で停電の可能性があるから、明かりの確保のために懐中電灯やろうそくが必要。
停電で断水する場合もあり水を確保も必要だから、やかん・バケツ・お風呂に、水を入れておきましょう。
さらに停電すると台風情報が分からないので、台風が来る前にスマホなどの充電を100%にすること。
念のため電池や予備バッテリーがあると長時間でも使えるから、事前に準備することをおすすめします。
他にはお湯があるとカップ麺などを食べられるので、ポットに入れるのもくれぐれもお忘れなく。
停電すると情報が途絶えるからスマホの充電はマストです。
河川の氾濫や土砂崩れを想定した対策
河川の水位状況を見て氾濫する危険が高い場合、自治体から避難勧告が出るからすぐ避難しましょう。
特に河川や斜面がある場合は氾濫や土砂崩れが起きると、大災害が起きて最悪の場合は死者も出ます。
避難する際は非常用袋が必要なので河川の水位が高くなったら、持ち出せるように準備してください。
避難するときは暴風雨で物が飛んでくるから、防災用のヘルメットがあるとケガをせずに済むから便利。
防災用のヘルメットがない場合はバイクの半ヘルがあれば、頭を守ってくれるので代用すれば大丈夫。
あと非常用袋には現金や預金通帳などを、念のために入れているといざと言うとの役に立ちでしょう。
台風の進路・河川の状況を見て危険が迫りそうだと分かったら、早め早めの対策を取ることが大切ですね。
夜になると暗くて危険だから明るいうちに避難しましょう。
各国が予想している台風の進路予報『まとめ』
まず各国の台風情報をしっかり把握した上で、台風対策が必要かどうかを決めるようにしましょう。
台風対策をする場合はどれも基本的なことですが、怠ると大事になるから手を抜かないでください。
近くに河川がある場合は氾濫の危険もあるから、必ず水位をチェックして危険を察知することが必要。
最近は地球の温暖化が原因で、台風の勢力が昔よりも強力になっているから、大きな被害が出やすいです。
被害を抑えるには事前の対策が必要だから、しっかり情報を把握した上で行動するようにしましょう。
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