まだ自分が20代の頃、高卒から勤めていた会社を辞めることになって、しばらく無職でいたけど、気が付いたらニートになっていました。
会社員だった頃は、休みも取らずマジメに働いていたけど、会社を辞めて半年も過ぎれば、簡単にニートになってしまったんです。
そこで今回は、元会社員が半年ぐらい無職でいると、誰でもニートになってしまう5つの理由をご紹介します。
人間は他の動物と違い、環境に慣れることができるから、半年もあれば誰でもニートになれてしまうでしょう。
もしこれから、会社を辞めようとしている人は、ご紹介する理由に該当しないよう気を付けてください。
次の仕事を決めずに会社を辞めた!
会社を退職する際は、本来なら次の就職先を決めてから退職するべきだけど、決まっていない状態で辞めてしまいました。
仕事が忙しくて、休暇を取りハローワークへ通う余裕もなかったし、退職前の引継ぎが大変で、仕事探しを怠っていたです。
そんなこともあり、退職してからハローワークへ通うようになったけど、田舎に住んでいるから毎日通うのはお金が掛かります。
だいたい1週間に1回ぐらい行けば十分だったので、あとの6日はのんびり遊んでいたので、気が付いたらほぼニート状態でした。
就職活動はするけど、毎日のようにやる訳じゃないので、空いている時間が増えれば増えるほど、ニートに近づいて行ったような気がします。
- 次の仕事を決めずに会社を辞めてしまった。
- ハローワークへは週1しか行かなかった。
- 残りの6日はのんびり遊んで暮らすようになった。
- 気が付いたらニートになっていた。
退職金があるからお金に困らなかった!
会社員の頃は、田舎だから近くに遊ぶ場所はなく、友人を家に呼んで遊んでいたから、あまりお金を使っていません。
給料の1/3くらいは貯金をしていたし、退職金などで総額100万円近くもらえたので、かなりお金には余裕がありました。
お金があれば、急いで働く必要はないと思うようになってきて、上記のように就職活動はするけど、切羽詰った状態ではなかったです。
働く理由はお金を稼ぐことだけど、ある程度のお金があれば、今すぐに働く必要はないと、当時の自分は思ったのでしょう。
貧乏だったら、ニートにはならなかっただろうけど、なまじお金があると余裕ができてしまい、ニートになったのかもしれません。
- 貯金や退職金でお金にかなり余裕があった。
- 無理をして働かなくても生活が十分できた。
- 急いで仕事を見つけなくても特に困らなかった。
- 気が付いたらニートになっていた。
すぐに仕事が見つかると思っていた!
前述で、次の仕事を決めずに会社を辞めたのは、当時はまだ若かったので、簡単に仕事が見つかると思っていたからです。
かなり昔の話なので、うろ覚えになっているけど、ハローワークの求人もそこそこあったはずなので、それほど心配していませんでした。
自分は学歴がない代わりに、経験値と若さがあったので、中小企業だったらすぐ就職できると、自信過剰になっていたのでしょう。
そんな状態だと良い仕事があっても、さらに良い仕事が出るのではと思うようになり、求人票を見ても即決しませんでした。
この時点で、世間一般的に言うニートのような状態になっており、自堕落のような生活がずるずると続いて行きます。
- 仕事がすぐに見つかると思っていた。
- 会社員の経験が自信過剰な気持ちにさせた。
- もっと自分に合う仕事があると即決しなかった。
- 気が付いたらニートになっていた。
若かったのであり余るほど時間があった!
20代の頃は、余るほど時間があったから、今日できないことは明日やれば大丈夫だと、感じるようになっていました。
1週間ぐらい全くなにもしなくても、まだまだ時間があり余っていたので、なにかに追われるようなことも焦ることもありません。
今日1日くらいなにもしなくても、明日やれば大丈夫だし、明日ダメでもまだ明後日そんな考えをしていたんです。
そんな日々が何日も続いてしまうと、まだ若いし時間があるから大丈夫な気がして、いろいろなことを焦らなくなりました。
余るほど時間があれば、急いで就職をする必要性を感じなくなるので、気が付いたらニートになっていたのかもしれません。
- 若かったので時間が余るほどあった。
- 時間が余るほどあるから特に焦らなかった。
- 焦らないから仕事を急いで探す必要がなかった。
- 気が付いたらニートになっていた。
悠々自適な生活が楽しくなった!
会社員だった頃は、有給休暇を全く使うことはなったし、夏休みが5日ほど与えられていたけど、3日ぐらいしか使えませんでした。
緊急の用件で、平日の夜や休日に会社へ呼び出されても、文句を言わずに仕事をしており、自分はマジメな会社員だったと思います。
そんなマジメに働いていた元会社員が、無職になり期限の定まらない休暇をもらうと、悠々自適な生活を過ごすようになりました。
会社へ行くこともないし、上司・先輩・お客さんに怒られることもなく、仕事ができない後輩に怒ることもありません。
ストレスフリーで、悠々自適な生活を過ごしていたら、あまりの居心地の良さが、自分をニートにさせてしまったのでしょう。
- 会社を休まず働いていた自分が無職になった。
- 毎日が休みになり悠々自適な時間が過ぎた。
- ストレスフリーで居心地がとても良くなった。
- 気が付いたらニートになっていた。
気が付いたらニートになっていた!
当時は、まだニートではなくプータローと呼ばれている時代だったけど、自分は退職をして約半年後からニートになっていました。
ニートになってから脱出するまで、1年ぐらいはのんびり生活をしており、ニート歴は1年半ぐらいだったと思います。
再就職を決めた理由は、1年半もニートをしていれば、貯金がかなり危険な状態になっていたので、お尻に火が付いたからです。
たぶん、今ニートの人もお尻に火が付くようなことが起きれば、正社員は無理でも、バイトぐらいは始める気になるでしょう。
逆に言うと、ニート生活に満足していれば、お尻に火が付かない限り、ずっと同じ状態が続いていたかもしれませんね。
まとめ
今回ご紹介した元会社員が半年ぐらい無職のままだとニートになってしまう5つの理由!はどうでしたか?
順番通りではないけど、上記の5つの理由が複合的にマジメだった元会社員を、ニートへと変貌させてしまったのでしょう。
自分の場合は、退職をするまでに次の仕事を決めていなかったのが、そもそもの問題点なので、みなさんも気を付けてください。
人間は環境に慣れる生き物なので、全く会社を休まなかった自分ですら、わずか退職して半年もあればニートになってしまいます。
ニートにならないためは、例え居心地が良かったとしても、ニート生活に慣れないことしかありませんね。
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