みなさんは勤めている会社を辞めたいと思ってことはありますか？
実際に辞めた人もいるだろうけど、辞めたいと言うだけで辞めてない人の方が多いかも。
ちなみに、自分は高卒で勤めた会社に入ってすぐ「辞めたい」と、友達に愚痴ってました。
みなさんの周りにも「会社を辞めたい」って言う人が、一人ぐらい存在するはず。
もしかしたら、そんな人の相談に乗ってるかもしれないけど、それは時期尚早です。
「会社を辞めたい」なんて言っているうちは、本当に会社を辞めることはありませんよ。
では、どうなったら、本当に会社を辞めてしまうのでしょうか？
今回は辞めたいと言う間は会社を辞めない理由と、本当に会社を辞める瞬間をご紹介します。
会社を辞めたいと言うのに辞めない理由
みなさんの会社に、「こんな会社はすぐに辞めてやる！」なんて言っている先輩・同僚・後輩がいませんか？
特にお酒を飲む席で酔っぱらうと、会社を辞めるってグチる人が多くなるんですよね。
自分も会社員の頃、お酒を飲むと会社の悪口を散々に言ったあと、「こんな会社は辞めてやる！」と言う先輩がいました。
当時は、そんなに会社がキライなら「早く辞めれば良いのに」と、いつも思っていたました。
でも、その先輩は自分が知っている限り、今もその会社でマジメに働いているそうです。
あれだけ「こんな会社は辞めてやる！」と言っていた人が、20年以上も同じ会社に勤めているのはなぜでしょうか？
会社への怒りを発散しているだけ
「会社を辞めてやる！」と常に言う人は、会社への怒りを表すために「辞めてやる！」と言っているだけ。
徳のお酒の席で「こんな会社は辞めてやる！」と言うと、凄く気持ちが良くなりますから。
誰かに愚痴を聞いて欲しいだけ
「会社を辞めてやる！」と常に言う人は、自分に興味を持ってもらい仕事の愚痴を聞いてもらいただけ。
愚痴を共有してくれると気持ちが楽になるので、しばらくは「辞めたい」と言いません。
辞められないから言っているだけ
「会社を辞めてやる！」と常に言う人は、収入や家族を考えて辞められないから、敢えて言っているだけ。
辞めたいど辞められない。そんな心のジレンマが溜まると声になって出てしまうのでしょう。
真剣に話を聞くと時間のムダ。上記の話は適当に聞きましょう。
「辞めてやる！」と言わなくなったら危険信号
常に辞める辞めると言っている人も、結局のところ会社を辞めることはありませんでした。
自分もそうだったのですが、口で言っているときに会社を辞めることは、まず無いんですよ。
では、どうなったら本当に会社を辞めてしまうのでしょうか？
答えはズバり「こんな会社を辞めてやる！」と全く言わなくなったときです。
実際に自分も会社を辞める決心がついたら、「辞めてやる！」と言わなくなりました。
「辞めてやる！」と言葉に出ない心理
今まで友達に言っていた「会社を辞めたい」と言うワードは、会社を辞める決心が付くと、全く言葉に出て来ない。
心理としては「辞められない」または「辞めない」からこそ、「辞めてやる！」なんて言えるんです。
でも、実際に辞めると決めたら、本当に会社を辞めるので「辞めてやる！」とは言えません。
例えるなら、貧乏人が「お金がない」と真実を言えないのと同じ。大抵の場合、「お金がない」と言う人はお金を持っている人ですから。
思いを留まらせるタイミング
「こんな会社は辞めてやる！」や「会社を辞めたい！」がいても、まず会社を辞めないから気にしないでください。
逆に「こんな会社は辞めてやる！」や「会社を辞めたい！」と言わなくなったら、会社を辞める決心が付いたときです。
上記の状態になった人が辞めさせたくない人だったら、退職願を出す前に話を聞いて上げましょう。
元会社の先輩は今も「辞めてやる！」と言っているでしょうね。
自分のときも「辞める」とは言わなりました
自分が最初に勤めた会社を辞めたのは15年以上も前の話で、ノルマに追われる日々がイヤになり辞めました。
どんな仕事にもノルマはあるけど、営業のノルマのことを1年中ずっと考えて生きるのに、疲れたのが原因。
気持が休まるのは土日だけで、月曜日から金曜日まで頭の中は、ノルマで頭の中がいっぱいでしたから。
もともと営業に向いていないタイプだったのでしょうが、ノルマの恐怖が頭から離れなくてツラかったです。
出世して部署が変われば営業のノルマは開放されるけど、自分のような高卒は出世しても内部には入れず営業のまま。
高卒はずっと営業で会社を辞めない限りは、ノルマからは開放されないと分かり、20代の真ん中くらいに会社を辞めました。
当時を思い出すと仕事の愚痴を言っていた友達に、辞める決心が付いてから全く「辞めてやる！」と言っていません。
自分でも気づかず「会社を辞める！」と言わなくなったら、会社を辞める決心が付いたときでしょうね。
「会社を辞めてやる！」と言ってるときが一番に楽しいかも。
辞めるまでの仕事が一番に楽しいって知ってる？
ここからは余談になるけど、会社を辞めると決心してからの仕事が、一番に楽しいことを知ってますか？
自分の場合は上司に退職願を出して、受理をされてからの仕事が楽しくて、仕方がありませんでした。
終わりのないノルマに追われていた毎日に終わりが分かったことで、苦痛から解放されて楽になったんです。
仕事をしてきた中で一番に肩の力が抜け、自然体で仕事ができる貴重な時間が、会社を辞めるまでの数カ月間。
不思議なもので残り数カ月になったくらいから、今までよりも実績が上がり自分でもビックリしました。
次第に辞める日が近づいたら未練が出て来たけど、会社を辞めた人ならこの気持ちが分かりますよね？
他にも高卒の自分を一人前に育ててくれた会社や上司に感謝の気持ちが出て、別れるのが寂しくなったのかも。
しかし、この感情はずっと一緒にいるとそんな気持ちにはならないから、辞めない限り出て来ません。
できれば辞める決心が付く前に上記の感情が出れば良いけど、やっぱり辞めなければ分からないでしょうね。
会社を辞めるまでの、数カ月間は本当に充実していましたね。
辞めたいと言う間は会社を辞めない理由「まとめ」
「こんな会社は辞めてやる！」なんて言っているうちは、会社を辞めることはありません。
もし、周りに「辞める辞める詐欺」の人がいたら、あまり真剣に話を聞かないでください。
その代わり「辞める」と言わなくなったら、辞める決心が付いたので話を聞きましょう。
ちなみに、これは会社だけの話ではなく恋愛においても通じることなので注意が必要。
「別れたい」と頻繁に言う人が急に言わなくなったら、別れる決意をした証拠ですからね。
実際に自分も経験があるので、彼女がいる方は特に注意してください。
どんなことでも口に出している間は、本気ではないから真剣になる必要はありません。
しかし、口で言わなくなったら本気に変わった証拠なので気を付けましょう。
「辞めたい」や「別れたい」の数が減って来たら注意してください。
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