以前、勤めていた会社から、戻って来ないかと、言われましたが、いろいろ検討した結果、自分は戻りませんでした。
前の会社に出戻るのは、かなり勇気が要るから、丁重に断ったけど、世の中には、出戻りをする人が、結構いますね。
そこで実際、出戻りはありなのか、成功した人と失敗した人を、ご紹介するので、検討中の人は、参考にご覧ください。
出戻った結果、成功すれば良いけど、失敗した場合、また転職活動を、必要が出るので、見極めることが、スゴく肝心。
仮に、頭を下げて出戻った場合、すぐに辞める訳にもいかず、針のむしろ状態のまま、仕事を続けるハメになるかもね。
自分が誘われたときは断りました!
自分の場合は、以前に勤めていた会社から、「戻って来ないか?」と、出戻りの誘いを、受けた経験があります。
当時は、別の会社に勤めていたいけど、人間関係でトラブルを、起こしてしまい、辞めざるを得ない状況。
そんなとき、前の会社の人に会い、会社を辞める話をしたら、数日後に、誘いの電話があったんです。
でも、自分には、出戻る勇気もなかったし、出戻る大変さも、知っていたので、丁重にお断りをしました。
断った理由は、勇気と大変さも、大きかったけど、一番の理由は、待遇面が以前よりも、悪くなったこと。
必ずしも、辞めたときと同じ条件で、出戻れるとは限らないから、よく確認しないと、敗者になるでしょうね。
すべてのことを、考慮した結果、同じ会社に出戻り、また仕事をするのは、無理と言う結論に、至りました。
昔から出戻り社員は多かった!
最近、ニュースサイト「Business Insider Japan」で、「出戻り社員が増えている切実な理由」と言う記事を、読みました。
人材や経験者の採用が、不足しており、出戻りで再雇用するケースが、増えているらしいけど、それって昔もあったはず。
実際、以前に勤めていたい会社では、出戻りをした人が何人もおり、10年近く前のことだけど、珍しくはなかったですから。
大企業だと、さすがにいないでしょうが、中小零細企業だったら、探せば一人ぐらい、出戻りの社員がいるでしょう。
ただし、出戻りをすれば、必ず成功する訳ではなく、失敗して再び辞める人もいるから、必ずしも良いとは言えません。
同じ会社を、二度も辞めると、履歴書がボロボロになるので、出戻りを検討する際は、よく考えてから、お決めください。
出戻りをして成功した人たち!
直近で勤めていた会社に、出戻りで成功した人が、何人かいたけど、共通しているのは、優秀な社員だったこと。
たぶん、今も同じ会社に、勤めているはずで、出戻りは、本人や会社にとって、大成功だったでしょう。
当時、出戻りをした人に、話を聞いた限りでは、以下のような条件があり、これが成功した秘訣ですね。
待遇が最低でも以前と同じ人
これは、当たり前だけど、出戻るからには、最低でも同じ待遇が必要。実際に、出戻った人に聞くと、「以前よりも待遇は良い」と言っており、待遇が良くなければ、成功したとは言えません。
転職先の会社で成功している人
転職先で、成功している人は、出戻っても、仕事がテキパキできるから、上司や部下としてありがたい。上司や部下から、信頼を得られるので、出世も望めるから、出戻れば成功は間違いなし。
嫌いな上司がいなくなっている人
出戻った際、嫌いな上司がいると、また辞める可能性があるから、いないことが成功する秘訣。実際に、嫌いな上司が辞めたあと、出戻った人は、楽しそうに、仕事をしていましたかね。
出戻りをして失敗した人たち!
出戻りで失敗した人も、何人かいたのですが、こちらは成功した人と真逆で、全く優秀は人ではありません。
出戻りの理由は、転職した会社が倒産して、それを知った会社のお偉いさんが、出戻りを誘ったとのこと。
会社は情に流され、当人は渡りに船と思い、また一緒に仕事をしましたが、結果的は、また別れましたよ。
待遇が以前よりも悪くなった人
自分が、誘われたときも、そうでしたが、辞める前よりも、待遇が悪い場合、出戻りは失敗。さらに、同僚が上司、部下や後輩との立場が変わるなど、気まずい思いをするはず。
転職先の会社で失敗している人
転職先の会社で、失敗している人が、出戻る場合も、失敗するパターンです。実際、同じ人がいたけど、出戻りなのに、仕事を全く、覚えておらず、窓際へ飛ばされましたからね。
泣きついて出戻らせてもらう人
転職先が性に合わず、以前の会社に出戻る場合、会社に泣きついて、お願いするはず。会社に弱味を握られたら、に扱き使われるのが落ちなので、このパターンも、明らかに失敗です。
切羽詰っていたら出戻るのはアリかも!
前の会社に出戻る理由は、人それぞれあるだろうけど、経済的に切羽詰っていたら、アリの人がいるかもしれません。
特に、年齢が高くなると、転職は非常に困難だから、待遇が悪くなっても、拾ってくれるだけ、ありがたいのでは。
直近で、勤めてい会社にも、50歳を過ぎて、出戻った人がおり、無職はキツいので、出戻って正解だったと、言ってました。
例え、待遇が悪くなっても、転職先がずっと見つからず、無職のままでいるくらいなら、まだ出戻った方が良さそうです。
ただし、出戻りを考えている人で、次項に該当するタイプは、失敗する可能性が高いので、止めた方が良いでしょう。
出戻りに向かない人のタイプ!
出戻りをする場合には、向き不向きのタイプがあり、不向きの人が出戻ると、再び辞めるかもしれません。
自分が、出戻らなかった理由にも、以下のタイプが当てはまったからで、同じ良ような人は、止めましょう。
出戻った会社を、また辞めたら、今後の就職にも影響するので、違う会社を選んだ方が、絶対に良いですよ。
プライドが高い人
辞めた会社に出戻るのは、スゴく恥ずかしいから、プライドが高い人は、絶対に向きません。さらに、同僚や部下との立場が、変わっている場合もあり、プライドが許さないでしょうね。
嫌われていた人
同僚に、嫌われていた人も、出戻りには、全く向きません。。困ったとき、頼りになるのは、同僚や後輩だけど、その人たちに嫌われていたら、全く仕事にならないでしょうね。
出世欲が強い人
出世欲が強い人も、出戻りには向かなくて、会社にもよるけど、出戻り組は、あまり出世できないからです。始めから、ポストがあれば良いけど、そうではないと、厳しいでしょうね。
出戻りを検討する際に考えること!
もし、出戻りを検討しているなら、なぜ前の会社を辞めたのか、理解していないと、同じ目に遭うかもしれません。
辞めた理由が曖昧だと、また同じ結果になる可能性があり、しっかり理解しないと、また周りに、迷惑が掛かりますよ。
自分の場合、仕事は好きだったけど、人間関係に問題があったので、出戻ったとしたら、もっと大変になったはず。
仮に、トラブルの相手が、会社を辞めていれば、真剣に考えただろうけど、相手が会社にいれば、出戻りは不可能。
会社を辞めた理由が、仕事・人間関係・給料・待遇など、いろいろあるので、そこをクリアしてから、考えてください。
成功できる条件なら出戻りましょう!
個人的な結論は、成功するパターンで、不向きなタイプじゃなかったら、前の会社に出戻りはアリです。
また、金銭的に切羽詰った状態なら、背に腹はかえられないので、同じく出戻りは、アリでしょうね。
特に、40歳を過ぎると、転職をするのが、難しくなるので、雇ってくれるだけ、ありがたい話ですから。
ただし、出戻りに向かないタイプは、切羽詰った状態が解消されると、また辞めるかもしれませんけど。
最後に、同じ会社を、二度も辞めるのは、職歴が汚れるので、出戻る決心をしたら、定年まで頑張りましょう。
COMMENT