寒い季節になると、エアコンを使う人が多いだろうけど、電気代はこたつの方が、安いのをご存じでしょうか?
お金持ちなら、電気代なんて気にしないだろうけど、自分と同じ貧乏だったら、少しでも電気代は安いに越したことはありません。
そこで今回は、こたつの電気代が安いこと、さらにその電気代をもっと安くする方法、この2つをご紹介します。
わが家では、寒い季節になると、ご紹介する方法でこたつを使うから、電気代が安く済んでいるから、ぜひおすすめです。
こたつは、ダサいから部屋に合わないと思う人でも、最近はオシャレなこたつがあるから、最後にそちらもご紹介します。
こたつはエアコンよりも電気代が安い!
エアコンとこたつの1時間当たりの電気代は、大きさにもよりますが、8畳タイプならほぼ同じだと、以前は言われていました。
ただし、それは昔の古いこたつの話で、今のこたつは電気代があまり掛からないので、確実にこたつの方が安いです。
エアコンの場合は平均的な数値、こたつの場合は、「強・中・弱」で使ったときの数値、それぞれの電気代を比較します。
エアコンとこたつの電気代の比較
エアコンとこたつの計算で使う値は、1kWhあたりの使用料金が26円、30日の場合が1日5時間、これで計算しています。
計算方法は、「消費電力×使用時間×1kWhあたりの使用料金÷1000」なので、詳しく知りたい場合の参考にしてください。
エアコンの消費電力 | 1時間 | 5時間 | 30日 |
470W | 12.2円 | 61.0円 | 1830.0円 |
※470Wは、平均的な電力使用量。
こたつの消費電力 | 1時間 | 5時間 | 30日 |
弱(100W) | 2.6円 | 13.0円 | 390.0円 |
中(200W) | 5.2円 | 26.0円 | 780.0円 |
強(300W) | 7.8円 | 39.0円 | 1170.0円 |
※「中」は、「強」と「弱」の真ん中の数値で計算。
省エネのエアコンを使えば、もう少し安くなるかもしれないけど、仮に「強」をずっと使っても、こたつの方が電気代は安い。
こたつの場合、「強」と「弱」の1カ月の差額が約780円あり、寒い時期の4カ月で比べると、「弱」を使い続ければさらに安い。
- 「弱」の場合・390.0円×4カ月=1,560円
- 「中」の場合・780.0円×4カ月=3,120円
- 「強」の場合・1170.0円×4カ月=4,680円
電気代を安くするなら、エアコンよりこたつで、さらに、こたつの電気代を安くするなら、「弱」を使いましょう。
こたつを「弱」で使い続けるために!
こたつを「弱」で使えば、電気代が一番に安くなることは分かったけど、寒いときにずっと「弱」はツラい場合があるでしょう。
そこで、ちょっとした工夫をすれば、こたつが「弱」であっても、かなり暖かくなるので、ぜひこの方法を参考にしてください。
実際に、わが家では寒い季節になると、この方法でこたつを使っており、天気代を抑えるように、日頃から心掛けています。
こたつ布団を3枚ぐらい使うこと
まず最初にご紹介したいのが、こたつの掛け布団を3枚ぐらいにすることで、これだけでも、かなりこたつが暖かいです。
わが家の場合は、一番下は厚手の掛け布団、真ん中はフワフワの一般的な掛け布団、一番上はすべてを包み込む掛け布団の順番。
フワフワの一般的な掛け布団だけだと、フワフワの部分に隙間ができて、そこからこたつの熱が逃げてしまいます。
そこで一番下に、厚手のしっかりした掛け布団、一番上にすべてを包み込む掛け布団をすれば、隙間ができず熱は逃げません。
ラグマットと断熱アルミシートを敷くこと
もう一つは、こたつの下にラグマットを敷くと、床の冷たさが抑えられますが、それだけでは「弱」だと寒いです。
わが家の場合は、ラグマットの下に、100円均一で売っている断熱アルミシートを敷いており、これで床の冷たさは伝わりません。
100円均一のシートが頼りない場合、アマゾンなどで売っているアルミシートだったら、厚手なので大丈夫でしょう。
「強」と「弱」を上手に使うこと
最後は、こたつを入れてすぐのときは、どうしても寒くなってしまうから、入れ始めのときだけ「強」を使うことです。
こたつの中が、暖まったらすぐ「弱」にすれば、多少は電気代が掛かるけど、ずっと「強」や「中」を使うよりは良いでしょう。
最近のこたつは、暖かくなるのが早くなっているので、最新式だった場合は、始めから「弱」でも問題ありませんね。
この方法でさらに電気代が安くなる!
前述の3つをやっても、電気代が心配な場合は、かなりアナログな方法だけど、湯たんぽをこたつに入れることです。
湯たんぽをこたつに入れると、かなり暖かくなるので、途中で電源を切っても、寒くなりにくいから、電気代を抑えられます。
さらに、湯たんぽを入れる際は、毛布などに包んで入れると、こたつの中がもっと暖かくなるから、ぜひお試しください。
毛布に包んで入れる際は、ヒーターの部分へ当たらないよう、毛布の厚さに気をつけて、こたつの中へ入れましょう。
すべての方法を行えば、こたつが「弱」でも暖かさは十分だから、エアコンを使うより、ずっと電気代を安きますよ。
部屋を暖かくすることも必要です!
ご紹介した方法でこたつを使えば、暖かくなり電気代は抑えられるけど、部屋の中が寒むい場合は、ちょっと危険です。
いくらこたつを使っても、部屋の中が寒ければ、エアコンを使う可能性があるので、ご紹介する方法を3つやりましょう。
この3つの方法は、エアコンを使う際の電気代を抑えることにもなるので、こたつと併用する人にも、ぜひおすすめします。
厚手のカーテンに変えること
カーテンが薄いと、窓ガラスから外気の冷たさが伝わるので、厚手のカーテンにするか、二重にして使いましょう。
昼は、カーテンを開けて部屋の中を暖め、夜は、カーテンを閉めて暖めてた空気を、外へ逃がさないようにしてください。
部屋の隙間をなくすこと
部屋の扉などに隙間があると、そこから暖かい空気が逃げたり、冷たい空気が入って来るので、隙間をしっかりふさぎましょう。
ホームセンターなどに行けば、1,000円ぐらいで隙間用のテープが売っており、貼るだけなので簡単にできますよ。
部屋では薄着にならないこと
部屋の中は、動きやすい薄着でいたい人もいるだろうけど、その格好だと寒くてなってしまうから、厚着をしてください。
他には、厚い靴下を履いたり、タイツを着用したり、部屋の中でも暖かい格好をしていれば、エアコンは必要ありません。
オススメのオシャレなこたつ!
ここまで読むと、こたつを持っていない人は、欲しくなっていると思うので、部屋に置いてもオシャレなこたつをご紹介します。
こたつの形は、正方形・長方形・丸形の3つがあり、どれもオシャレなデザインになっているから、普段はテーブルでも大丈夫。
お値段は、どれも2万円以内で購入できるから、安い電気代と合わせても、かなりお得ではないでしょうか。
正方形のこたつ
一人暮らしで、誰も遊びに来ない人は、大きいこたつは必要ないから、75cmぐらいの正方形がピッタリでしょう。
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長方形のこたつ
友人が遊びに来る人は、少し大きい長方形が良く、ヒーターの部分が全く見えないから、テーブルとしても使えます。
丸形のこたつ
カワイイこたつが欲しい人は、正方形や長方形より丸形で、掛け布団もセットだから、かなりお得になっています。
まとめ
今回ご紹介したこたつの電気代は安い!さらにこの方法で使えばもっと安くなる!はどうだったでしょうか。
お金持ちなら、電気代なんて気にしないだろうけど、自分と同じように、貧乏だと電気代はかなり気になるはずです。
特に寒い季節は、エアコンを使うと電気代が高くなるから、少しでも安くするために、こたつは必要だと思います。
ずっと「弱」で使い続けるのは、やることが多いので大変だけど、電気代を安くするためには、頑張ってやってください。
最近は、家具調のオシャレなこたつも多いから、電気代が安くなることも含めて、寒くなったらこたつを使いましょう。
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