みんなさんのご家庭では、亡くなられた、祖父母や父母の法事を、何回忌まで、やっておられますか?
わが家の場合、一周忌までは、親せきを呼んでやったけど、そのあとは1回も、法事をやっていません。
これについて、知人から「親不孝だ」と、言われたのですが、法事をやる意味って、本当にあるのでしょうか。
自分の意見として、盛大に法事をやる人は、3つぐらいの理由があるから、やっているように、見えるですよ。
わざわざ、親せきを呼んで、法事をしなくても、普段から亡き親を、尊んでいれば、やる必要はないのでは。
法事にはどんな意味があるのか?
名前 | 詳細 |
一周忌 | 亡くなった日から1年目の法事 |
三回忌 | 亡くなってから満2年の法事 |
七回忌 | 亡くなってから満6年の法事 |
十三回忌 | 亡くなってから満12年の法事 |
十七回忌 | 亡くなってから満16年の法事 |
二十三回忌 | 亡くなってから満22年の法事 |
二十七回忌 | 亡くなってから満26年の法事 |
三十三回忌 | 亡くなってから満32年の法事 |
法事は、全部で8回ほどあり、一般的には、三十三回忌が弔い上げを最後に、やらないご家庭が、多いと言われています。
法事の意味は、いろいろなサイトを読む限り、「故人の死後の供養」「親族との食事」が、主な内容らしいですね。
仲が良い親せきだったら、法事をやる際に集まり、食事をするのも良いけど、必ずしも、仲が良いとは限りません。
知人の家では、亡くなった親の兄弟と仲が悪く、絶対に会いたくないから、法事も命日にお墓参りも、全くしないそうです。
家系図がある家柄だったら、三十三回忌まで、必要があるだろうけど、普通のご家庭の場合は、そこまで必要ないのでは。
みなさんのご家庭では、何回忌まで親せきを呼び、盛大な法事をやりますか?
父の場合は一周忌までやりました!
わが家の場合、父の一周忌は、しっかり親せきを呼び、法事をやりましたが、それ以降は、全く法事をやっていません。
仏事が嫌いな我が家でも、さすがに一周忌は、父が若かったこともあり、やらなければダメだと思って、やったはず。
しかし、三回忌は、自分と母と姉家族だけになり、七回忌以降は、自分と母が、お墓参りをするだけに、変わりました。
我が家の場合は、一周忌のときに、これが最後だと言ってあり、三回忌以降をやらなくても、特に問題はなかったです。
一周忌ぐらいは、やった方が良いと思うけど、三回忌は、家族だけで十分だから、親せきを呼ぶ必要は、ないでしょうね
みなさんは、三回忌以降に、親せきを呼ばないことが、親不孝だと思いますか?
法事は坊主が儲かるシステムじゃないか!
法事をやる場合は、坊主を自宅に来て、お経を読んでもらうパターン、お寺へ行って読んでもらうパターン、この2つがある。
どちらにしても、坊主にお金を、渡す必要があり、自分が聞いた話だと、1回の法事で5万円が、相場と言われています。
これに、食事も坊主に、出す必要があり、もともと檀家で、お布施をしていても、さらにお金が掛かるとは、ちょっと驚き。
坊主に、お経を読んでもらうと、死んだ親が喜ぶなら、仕方がないけど、そうではない場合、どうなんでしょうか?
5万円も払うくらいなら、まだ親せきだけで集まり、そのお金で食事会をする方が、死んだ親は喜ぶはずです。
みなさんは、法事に坊主を呼ばないと、死んだ親が怒ると、思いますか?
盛大にやりたい人は後ろめたさがある?
あくまでも、個人的な意見ですが、たくさんの親せきを呼び、盛大に法事をやる人は、後ろめたからだと、思います。
生前に、親不孝をしていたことが、気まずく感じてしまい、その気持ちを拭うため、盛大な法事をやっているのでは。
普段から、仏壇に手を合わせたり、生前に親孝行をしていれば、たくさん親せきを呼び、法事をやる必要は、ありませんから。
死んだ親に対して、罪滅ぼしの気持ちなんだろうけど、それに付き合わされるこちらの気持ちも、考えて欲しいですよ。
法事をやらないくらいで、死んだ親が怒る訳もないのに、それが分からないのは、後ろめたい気持ち、が原因でしょうね。
生前の親を、大切にしなかった後ろめたさが、盛大な法事をやっている原因かも?
もしかしてお金を集めるため?
たくさん親せきを呼ぶことは、親睦を深めるとも言えるけど、その反面、お金を集めるためと、言える気がしませんか?
法事には、坊主のお金や食事代など掛かり、人数が少ないと、出費が大きくなり、人数が多いと出費を、抑えられますから。
金額は、家によって違うだろうけど、最低でも1万円くらいは、法事の際に渡す必要があり、このお金が目的なのかも。
亡き親のために、1万円を出すと思えば、気にならないけど、坊主や食事代に、消えると思うと、かなりやるせいない。
お葬式の場合、香典でプラスになるのは、定番なことだけど、まさか法事でも、プラスになるのが、定番だったりして。
法事の出費を、減らすために、たくさんの親せきを、呼んでいるのでは?
田舎は近所の手前もあるから法事をやる?
都会では、考えられないでしょうが、田舎の場合は、法事をやらないと、近所からイヤミを、言われることがあります。
まず、檀家のお寺から、法事をやらないのかと連絡が入り、それを断ると坊主が、他の檀家へ、情報が流れるです。
田舎の場合は、近所で同じ檀家が多く、法事をやらないことが、すぐ知られてしまい、かなり気まずい雰囲気なるらしい。
そうなると、白い目で見られたくないから、ご近所の手前として、法事をやるケースが、実際にあるのでしょうね。
閉鎖的な田舎は、仏事などの行事に、ご近所たちがスゴくうるさいから、法事をやらないだけで、親不孝者と言われるかも。
田舎の場合は、ご近所の手前もあるから、法事をしている気がします。
亡き親を思う気持ちがあれば必要ない!
前にも書きましたが、亡き親に対する気持ちがあれば、法事にこだわる必要はなく、やらなくても全く問題ないです。
檀家に入っているなら、仕方がない部分も、あるだろうけど、そうではいのならば、家族だけでやれば、十分でしょう。
幸いなことに、亡き祖父・父・祖母の場合、親せきやご近所から、とやかく言われたことはなく、今日に至っていますから。
それに、法事をやらないことで、亡き親が子供に対して怒り、夢枕に立つようなことを、絶対するはずがありません。
「後ろめたさ」「お金」「近所の手前」など、いろいろな理由で、法事をやる人がいるだろうけど、本当に必要ですか?
亡き親のことを、しっかり思っていれば、法事をやる必要は、ありませんよ!
まとめ
一周忌だったら、親せきを呼んでも良いけど、三回忌以降は、家族だけでやれば良いと、自分の考えています。
実際に、父の場合は一周忌だけで、祖父は昔すぎて記憶がなく、祖母の場合は、一周忌すらやっていません。
その代わり、母が365日ずっと仏壇の前で、朝と夜に手を合わせており、これで全く問題ないはずです。
法事をやるな!とは言わないけど、亡き親への思いがあれば、形式にこだわる必要は、全くないと思います。
わが家のように、亡き親に対する思いが、しっかりあれば、法事をやらなくても、良いのではないでしょうか。
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