「一昔前は独身の年収300万円で幸せをつかめたはずなのに・・・。」
確かに一昔前だったら独身の年収300万円でも幸せをつかめましたが、昔と今では物価が違います。
例えば週刊少年ジャンプの場合、10年前と比べたら20円も高くなっており物価の上昇は明らかな事実。
物価の上昇を考えると独身の年収300万円で幸せは無理っぽいですが、実は方法次第で可能なんですよ。
そんな物価が上昇した今の時代でも、年収300万円の独身が幸せになれる方法を調べました。
ある程度の条件が必要だけど、年収300万円の独身でも幸せになるから悲観するのはお止めください。
年収の手取りの違いを理解していますか?
年収300万円と聴いて単純に月25万円も貰えるなら、そこそこ幸せをつかめると思うかもしれません。
仮に家賃が8万円だとしてもまだ17万円も残っているので、ちょっとした贅沢ならできるでしょう。
しかし、年収は健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・所得税・住民税などを引いていない金額です。
単純に計算してた場合、年収300万円だと控除される金額は60万円以上になり手取りは240万円以下でした。
年収300万円の手取り金額
項目 | 金額 |
---|---|
年収 | 3,000,000円 |
健康保険料 | -178,932円 |
厚生年金保険料 | -285,480円 |
雇用保険料 | -9,000円 |
所得税 | -54,400円 |
住民税 | -114,000円 |
手取り | 2,358,188円 |
年収300万円の人が実際に使えるお金は約235万円ぐらいになり、1カ月で計算すると約19万円程度です。
ただし、ボーナスを含む場合は景気で変動するから、不景気になると年収300万円を下回るかもしれません。
手取りで300万円だと年収390万円以上は必要です。
10年前だったら300万円でも幸せになれた?
今から10年前に『年収300万あれば幸せ』と言う主張は通ったけど、2019年以降では不可能に近い。
例えば2009年と2019年で比較すると消費税が違い、2009年は5%で2019年は10%と2倍にはなりました。
2019年以降の消費税は軽率減税があるとは言え、生活用品や家電などが10%になるのでかなりの痛手。
10万円のパソコンを買った場合、2009年は10万5千円だったのが2019年以降は11万円ですからね。
消費税が8%の食品も便乗値上げで高くなっており、10年前と今では同じ300万円でもかなり違います。
読売新聞で分かる物価の上昇
年 | 月極購読料 |
---|---|
2009年 | 4,037円 |
2019年 | 4,400円 |
読売新聞は2019年から月極購読料を300円以上も値上げしており、これを見るだけでも物価の上昇が分かります。
軽率減税対象の新聞(定期購読契約)でも値上げするから、他の商品の便乗値上げも避けられないでしょう。
消費税が上がりさらに年収300万円では厳しいです。
300万円で幸せになるには家賃がポイント
物価が上昇しているのに以前と同じ300万円の年収では、さすがに幸せをつかむのはかなり厳しいでしょう。
仮に今まで通りの節約をしても消費税と物価の上昇で、さらなる節約を講じないと年収300万円では無理。
例えば『コンビニへ行かない』『格安SIMへ乗り換える』『無駄使いをしない』これらでもまだ足りません。
生活費や交際費を切り詰めても限界があるので、もっと抜本的なところの支出を抑えないとかなり厳しい。
では抜本的に支出を抑えるべきポイントはどこなのか?それは契約したら2年間は節約ができない家賃です。
東京都23区内の1Kと1DKの家賃相場
間取り | 最高値 | 最安値 |
---|---|---|
1K | 11.4万円 (千代田区) |
6.4万円 (江戸川区) |
1DK | 15.6万円 (千代田区) |
7.0万円 (千代田区) |
1Kの場合、最も安い江戸川区でも平均相場は6.4万円で、最も高い千代田区だと11.4万円も必要です。
1DKの場合は江戸川区で0.6万円、千代田区だと4.2万円も高くなるので、やはり家賃を安くしなければダメ。
家賃補助があれば大丈夫だけど、そもそも年収300万円の会社は家賃補助を出してくれる訳がありませんね。
家賃補助がある会社なら年収300万円以上はもらえるでしょうね。
家賃を抑えるには実家へに住むしかない
生活費や交際費を切り詰めるよりも抜本的に支出を抑えるなら、家賃のかからない実家に住むのがベスト。
ただし、実家が持ち家(一軒家やマンション)で通勤圏内が前提だから、かなり条件は厳しいです。
条件は厳しいけど一人暮らしをするよりも実家暮らしの方がお金を節約できるので、幸せをつかめます。
例えば家賃が6万円だった場合、親の面倒を見る代わりに家賃を免除してもらえば丸々6万円が自由に使える。
親の面倒を見るリスクは背負うけど、年収300万円で幸せをつかむにはリスクを受け入れざるを得ません。
実家暮らしをする際の注意点
実家暮らしをする際はある程度のガマンが必要なるから、今までのような自由ままの生活はできません。
自由ままの生活はできないけど家賃が免除されたり安くなったりするので、ある程度のガマンは受け入れましょう。
収入が少なければ実家暮らしは止むを得ません。
年収300万円で幸せをつかむには趣味を見つけること
独身が年収300万円で幸せをつかむにはかなりの節約が必要だけど、節約ばかりしていたら幸せにはなれません。
幸せを感じられるような楽しみが絶対に必要なので、1つぐらい仕事終わりや休日に楽しめる趣味を見つけること。
ただし、初期投資やランニングコストが必要な趣味だと節約している意味がないから別の趣味が必要でしょう。
例えば、旅行やカメラを趣味にすると湯水のようにお金を使うので、年収300万円の趣味には不向き。
そんな年収300万円でも幸せをつかみたい独身の人は、お金のかからない趣味を見つけるのがおすすめです。
おすすめのお金のかからない趣味
お金のかからない趣味が意外と多く、特におすすめなのは上記の記事でご紹介している5つのインドアな趣味。
年収300万円でも人生を楽しむには趣味が必要なので、自分に合いそうな趣味を5つの中から見つけてください。
年収の低い自分もお金のかからない趣味を持っています。
実家暮らしもインドアな趣味も無理な人へ
実家は会社から通えない。お金のかからない趣味は嫌だ。そんな年収300万円の独身がいるかもしれません。
どちらも受け入れられない場合は、やはり年収300万円から脱出するしかないので転職活動をするしかない。
年収が今より増えれば実家に住まなくて良いし、お金のかからない趣味を持たなくても、幸せはつかめます。
ただし、転職活動はスピードが命でのんびりしていると、良い求人はあっと言う間に無くなるでしょう。
そんな初歩的なミスをしないためには、常に新しい情報がすぐ分かるネットの転職サイトに登録してください。
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独身の年収300万円では幸せをつかめない?『まとめ』
年収300万円の独身でも実家暮らしとお金のかからない趣味を持てば、幸せをつかむことは可能です。
ただし、実家暮らしは親や兄弟姉妹の許可が必要だし、親と同居するといろいろ大変なことがあります。
会社から実家が遠くても通勤費が出れば問題ないけど、通勤時間が長いと肉体的に疲れるでしょうね。
実家暮らしとお金のかからない趣味がダメな場合は、やはり年収を増やすしかないので転職をしてください。
ちなみに副業と言う手段もあるけど、2足のわらじは思ったより大変なので個人的にはおすすめしません。
副業を持ったら自由に使える時間が減りますからね。