「聴き放題サービスとCDレンタルのどっちがお得?」
以前はCDをレンタルして聴く人が多かったけど、最近は定額の聴き放題サービスを使う人が多いです。
しかし、いくら定額の聴き放題サービスが人気でも、お得に音楽を聴きたいならCDのレンタルも必要。
そこで定額の聴き放題サービスとCDレンタルを徹底比較して、どちらがお得かを徹底的に調べました。
結論は、聴き放題サービスとCDレンタルにメリットとデメリットがあるから組み合わせるのがベスト。
2つを上手に組み合わせると、無駄な出費が抑えられてお得に好きなアーティストの曲が聴けますよ。
※表示している料金はすべて税込(2019年9月現在)。
最もお得な方法は『聴き放題→レンタル』
人気の定額聴き放題サービスの平均相場は、1カ月980円で1年間使い続けると約12,000円前後です。
1年間に12,000円ぐらい音楽にお金を買う人なら、聴き放題サービスを使った方がお得でしょう。
しかし、1年に12,000円も音楽にお金を使わない人は、聴き放題とレンタルを組み合わせるのがお得。
実際に自分もご紹介する方法で音楽を聴きましたが、無駄な出費を抑えられたのでかなりお得でした。
一定期間だけ「聴き放題サービス」に加入
聴いてみたいアルバムやシングルがあれば、一定期間だけ「聴き放題サービス」に加入してください。
大抵の「聴き放題サービス」は無料期間があるので、期間内にアルバムやシングルを聴きまくりましょう。
ちなみに『Amazon Music Unlimited』は、初めての人に限り30日間だけ料金が無料になるからお得です。
SpotifyやAWAには無料プランもあります。
お気に入りの曲が見つかったらCDをレンタル
「聴き放題サービス」で聴いた曲に、好きなアルバムやシングルがみつかったらレンタルしましょう。
最新作はレンタル料が高いので旧作になるまで待つと、最安料金で1枚50円(送料別)で借りられます。
ちなみに『ゲオ』は、キャンペーンで旧作が1枚50円(送料別)・準新作が1枚80円(送料別)です。
レンタルの枚数が多いと送料がお得です。
聴き放題サービスのメリットとデメリット
実際に「聴き放題サービス」を使ってみたら、メリットとデメリットがそれぞれ2つもあります。
自分は『Amazon Music Unlimited』を使っていたけど、当初はメリットしか感じませんでした。
しかし、「聴き放題サービス」を使うに連れて不便さを感じ、デメリットの方が強くなったんです。
手軽に音楽を聴きたい人にはメリットだろうけど、特定のアーティストを聴きたい人には不向きかも。
メリット①『幅広いジャンルの曲が聴ける』
「聴き放題サービス」は、邦楽・洋楽・ジャズ・アニソンなどまで幅広いジャンルが揃ってるのがメリット。
実際に聴かないと欲しい曲か分からない場合、片っ端から聴きまくれるので簡単に欲しい曲が見つかります。
マニアックな曲を聴きたい人にもおすすめです。
メリット②『いつでも好きなときに聴ける』
「聴き放題サービス」は、専用のデバイスの必要はなくスマホがあればどこでも曲を聴けるのがメリット。
スマホの他にもパソコンがあれば曲が聴けるし、オフラインでも聴きけるからネット環境がなくても大丈夫。
ウォークマンを持ち歩かずに済みます。
デメリット①『聴けないアーティストがいる』
「聴き放題サービス」は、B’zやサザンなど聴けないアーティストがいるので、そこが大きなデメリット。
他には、大人気の米津玄師も「聴き放題サービス」では聴けないから、楽しみにしていただけに残念です。
邦楽は聴けないアーティストがまだいます。
デメリット②『解約すると曲が聴けない』
「聴き放題サービス」は、解約した瞬間からオフラインで聴けた曲を含めすべて聴けなくなるがデメリット。
お気に入りの曲を聴き続けるには、解約をせず毎月の料金(約1,000円程度)を払う必要があります。
解約したら聴けないのは当たり前だけどね。
CDレンタルのメリットとデメリット
実際に「CDレンタル(ゲオ)」を使ってみたら、メリットが2つとデメリットが3つほどあります。
「CDレンタル」は「聴き放題サービス」のような手軽さはない反面、ずっと聴き続けられるのが良い。
ただし、手軽さがないのはその分だけ音楽を聴くのが面倒臭いので、そこが一番の問題でしょうね。
ちなみに、最近は店舗型のレンタルショップが減っており、ネットでレンタルするのが主流みたいです。
メリット①『安い料金でCDを借りられる』
レンタルは旧作の場合に限定されるけど、旧作ならゲオで1枚50円(送料別)で借りられるのがメリット。
旧作ならレンタル期間は20日もあり余裕を持って返却できるから、返し忘れの心配がないのはありがいたい。
旧作なら送料込みで1,018円で10枚も借りられます。
メリット②『すべてのアーティストの曲が聴ける』
基本的にCDを発売していれば、どんなアーティストのシングルでもアルバムでも聴けるのがメリット。
例えばゲオだと手に入らない限定盤のアルバムも借りられるので、CDを買い忘れたファンには朗報です。
レンタルならB’zもサザンも米津玄師も借りて聴けます。
デメリット①『人気アーティストは借りづらい』
レンタルは在庫に限りがあり、特に人気アーティストだと常にレンタル中で借りにくいのがデメリット。
例えば米津玄師の場合、ほぼすべてのだと常に貸出中だから借りるまでかなりの時間が必要です。
人気のアーティストは月額会員ではないと借りられません。
デメリット②『スマホなどに入れるのが大変』
CDをレンタルしてスマホで聴く際、パソコンに落したあとスマホへ入れ直す面倒な作業がデメリット。
他にはスマホのストレージがいっぱいになった際、アルバムやシングルの入れ替えもかなり面倒です。
私的な複製であれば面倒だけどCD-Rに焼いても大丈夫です。
デメリット③『期限内に返却するのが面倒』
CDをレンタルする場合、指定された期限内に店舗に返却したりポストへ投函したりする手間がデメリット。
返却期限に遅れると借りた枚数ごとに遅延金が発生するので、レンタル料金が高くなるかもしれません。
月額プランなら返却期限ないけど料金が高いです。
主な「聴き放題サービス」の月額料金は?
「聴き放題サービス」は、『AWA』や『Amazon Music Unlimited』などを含む合計6つが有名です。
自分が使ったのは『Amazon Music Unlimited』で、料金が安ければずっと使い続けたいサービスでした。
しかし、ご紹介する主な「聴き放題サービス」の料金は、ちょっと高いので1年中ずっと使うのは厳しい。
頻繁に新譜を聴く人なら安いだろうけど、自分のような古い曲をメインに聴く人は高く感じるでしょう。
「聴き放題サービス」の料金一覧表
サービス | 楽曲数 | 月額料金 |
---|---|---|
AWA | 約5000万曲 | 960円 |
LINE MUSIC | 約4700万曲 | 960円 |
Apple Music | 約4500万曲 | 980円 |
Amazon Music Unlimited |
約4000万曲 | 980円 |
Spotify | 約4000万曲 | 980円 |
Google Play Music |
約4000万曲 | 980円 |
楽曲数が最も多いのは『AWA』ですが、5000万曲あってもB’zやサザンや米津玄師は聴けませんでした。
ちなみに『AWA』『LINE MUSIC』『Spotify』は、一定の条件が付くけど無料のプランもあります。
無料で聴けるけど条件がちょっとキツいです。
「CDレンタル」の料金(非月額会員の場合)
月額会員ではなく単品でレンタルする場合、『ゲオ』のスポットレンタルが最も安く自分も使っています。
例えばDMM.comでレンタルする場合、まとめて借りても送料込みで1枚あたり(旧作)249円です。
しかし、『ゲオ』のスポットレンタルなら旧作を3枚以上だとDMM.comより安くなるから圧倒的にお得。
ただし、デメリットでご紹介した通り人気アーティストは借りにくいから、そこがネックでしょうね。
CDレンタルの料金一覧表(ゲオ)
枚数 | レンタル料 | 送料 | 合計 |
---|---|---|---|
1枚 | 103円 | 313円 | 416円 |
2枚 | 205円 | 313円 | 518円 |
3枚 | 308円 | 313円 | 621円 |
4枚 | 410円 | 313円 | 723円 |
5枚 | 513円 | 313円 | 826円 |
6枚 | 616円 | 313円 | 929円 |
7枚 | 718円 | 313円 | 1,031円 |
8枚 | 821円 | 518円 | 1,339円 |
9枚 | 927円 | 518円 | 1,445円 |
10枚 | 1,030円 | 518円 | 1,548円 |
一度に6枚まで借りられるなら「聴き放題サービス」を使うよりも、ゲオのスポットレンタルの方がお得。
さらに、キャンペーン中だと旧作が50円で準新作が80円になるから、もっとお得になるんですよ。
旧作のキャンペーン料金一覧表
枚数 | レンタル料 | 送料 | 合計 |
---|---|---|---|
1枚 | 50円 | 313円 | 363円 |
2枚 | 100円 | 313円 | 413円 |
3枚 | 150円 | 313円 | 463円 |
4枚 | 200円 | 313円 | 513円 |
5枚 | 250円 | 313円 | 563円 |
6枚 | 300円 | 313円 | 613円 |
7枚 | 350円 | 313円 | 663円 |
8枚 | 400円 | 518円 | 918円 |
9枚 | 450円 | 518円 | 968円 |
10枚 | 500円 | 518円 | 1,018円 |
ゲオの旧作のキャンペーンなら9枚まで借りても、「聴き放題サービス」とほぼ同じ料金で済みます。
準新作のキャンペーン料金一覧表
枚数 | レンタル料 | 送料 | 合計 |
---|---|---|---|
1枚 | 80円 | 313円 | 393円 |
2枚 | 160円 | 313円 | 473円 |
3枚 | 240円 | 313円 | 553円 |
4枚 | 320円 | 313円 | 633円 |
5枚 | 400円 | 313円 | 713円 |
6枚 | 480円 | 313円 | 795円 |
7枚 | 560円 | 313円 | 875円 |
8枚 | 640円 | 518円 | 1,158円 |
9枚 | 720円 | 518円 | 1,238円 |
10枚 | 800円 | 518円 | 1,318円 |
ゲオの準新作のキャンペーンなら7枚まで借りても、「聴き放題サービス」より安い料金で済みます。
キャンペーンは最低でも1カ月に1回以上ありますよ。
聴き放題とCDレンタルを徹底比較「まとめ」
「聴き放題サービス」と「CDレンタル」を徹底比較すると、2つを組み合わせるのが最もお得で賢い方法。
面倒臭い点は残りますが、1円でもお得に大好きな音楽を聴きたい人は2つを組み合わせるのがベスト。
例えば、どんなアルバムか分からずレンタルした際、全く趣味じゃないときはレンタル料がもったいない。
しかし、2つを組み合わせれば事前にアルバムを聴き趣味だったらレンタルして聴き続けられますよ。
1円でも安く音楽を聴きたい人は、聴き放題サービスを試して聴きたいアルバムがあったらレンタルしましょう。
新作のアルバムは旧作になるまで待ちましょう。
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