こんにちは。自分は、元金融機関の職員なので、お金の貸し借りに、かなり厳しい、独身ブロガーのキシです。
最近、友人から「お金を貸して」と言われた際、拒否をした人の話を、ネットで読みましたが、これって難しい。
お金の貸し借りは、たとえ友人・親・兄弟でも、必ず問題が起きるから、貸したいけど、簡単には貸せません。
そこで、もし友人・親・兄弟から、「お金を貸して」と言われたとき、最も正しい対処法を、ご紹介します。
借りる側の人は、正しい対処法を読んで、本当に借りて良いのか、しっかり考えた上で、頼んでください。
少額のときは戻って来ないつもりで貸す!
友人・親・兄弟から、少額を貸してと言われた場合は、金額にもよりますが、貸して大丈夫でしょう。
実際、数千円の場合は、普通に返って来るし、この金額を断ると、セコく見られるから、断らない方が良いかも。
ただし、貸す際は、カモにされる可能性があるので、以下の3つの場合は、断った方が良いと思います。
貸す金額が1万円を超えたら断る
少額と言っても、1万円ぐらいが限度で、いきなり「3万円を貸して」と、言われたら、即答しない方が、良いです。使途を聞いてから、判断しましょう。
借りる金額を刻んで来たら断る
3万円で断ったら、「じゃあ2万円」なとど、金額を刻んで来た場合も、断りましょう。このタイプは、足りない分は、他の人に借るので、とても危険です。
何度も言って来たら丁重に断る
何度も貸してと、言ってきた場合は、お金が返って来ても、断ってください。このタイプは、そのうち、返さなくなるので、3回目が、限度かもしれません。
金額が大きい場合は相手が親友でも貸さない!
貸して欲しいと、言われた金額が、10万円を超える場合は、相手が親友だとしても、貸さない方が、良いでしょう。
ネットで読んだ記事は、歯の矯正を理由に、「20万円を貸して」と、言ったらしいけど、20万円はかなりの多額です。
理由が分かっていても、20万円の多額になれば、自分がいざと言うとき、あるとないとでは、かなり違いますから。
それに、お金を貸している最中、自分がお金を必要になって、他の誰かに借りたのでは、笑い話にもなりませんよ。
友人のために、貸したい場合でも、次項の判断材料を、しっかり確認した上で、最終的な判断をしてください。
ところで、20万円を貸して欲しい人は、まず親や兄弟に、相談をしなかったのか、そこがちょっと、気になります。
貸す場合は使途を確認してから判断する!
多額の場合でも、貸したい場合は、まず最初に使途を、しっかり確認した上で、判断をしても、遅くありません。
ネットの記事では、「歯の矯正」が使途だったらしいけど、緊急を要してないので、貸す必要はない気がします。
逆に、緊急を要していれば、すぐに貸してあげるべきですが、ウソの可能性もあるから、慎重な判断が必要です。
自分も、金融機関で働いていた頃、お客さんの使途を信じて、信用貸しをしたら、全く違うケースが、ありましたから。
使途があいまいな場合は貸さない
基本的に、使途があいまいな場合は、どんな相手でも、お金を貸してはダメです。どんな場合でも、お金を借りるときは、使途がありますからね。
使途が生活費の場合は貸さない
生活費が理由も、注意が必要で、このタイプは、生活費と言いながら、遊興費に使います。貸す前に、節約術を教えた方が、良いでしょうね。
貸すと決めた場合にやるべきこと!
使途に納得できても、すぐにお金を、貸すのではなく、以下の3つを確認した上で、貸した方が良いと思います。
金融機関で、お金を貸す場合は、当たり前だけど、以下の3つがマストなので、個人間でも、必要でしょう。
特に、1番目と2番目が、あいまいのままだと、トラブルの原因にもなるので、しっかり確認してください。
返済プランを聞くこと
全額を一括返済なのか、分割返済なのか、いつまでに返すのか、この点は、重点的に確認してください。アバウトに、答えた場合は、貸さない方が良いでしょう。
借用書を必ず作ること
口約束だと、返済が滞ったとき、水掛け論になり兼ねないので、借用書を作りましょう。書面には、金額、住所、氏名、印、貸した日、返済する日、これらが必要です。
担保があるなら取ること
最悪の場合を考えて、担保になる物を、持っていそうだったら、しっかり取りましょう。担保を、持っているのに、断った場合、お金を貸すのは、断ってください。
すべてが揃っていても逃げるときは逃げます!
使途・返済プラン・借用書、担保、そべてが揃っていても、お金を返せない人は、そのまま逃げてしまいます。
特に、一人暮らしの友人は、夜逃げのように、姿を消すことが、実際にあるらしいので、覚悟が必要です。
事実、父の話では、仕事関係の友人に、担保を取り10万円を貸したら、そのまま逃げらたと、言ってました。
仮に、借用書があっても、警察に訴え出なければ、ただの紙切れだし、訴えるのは、かなり面倒な作業。
それを踏まえると、借用書や担保があっても、逃げるときは逃げるから、最悪なケースを考えた上で、お金を貸してください。
ちなみに、父が取った担保は、高級なロードバイクだったけど、買い手が見つからず、結局、自分がもらいました。
最終的には金融機関を紹介しましょう!
借用書や担保があっても、逃げられるなら、お金を貸さずに、金融機関を紹介した方が、良いのかもしれません。
最近は、一昔前よりも、カードローンの金利が、かなり低くなっており、お金を借りやすいから、おすすめです。
例えば、三菱UFJ銀行カードローンの場合、20万円を6カ月間で、返済する場合、利息は8,598円になる。
みずほ銀行カードローンなら、さらに利息が安くなり、同じ条件で8,242円だから、普通に返せる額でしょう。
逆に、約9,000円の利息が、高いと言って、渋る人は、そもそもお金を借りては、ダメな人だと思いますよ。
カードローン2社の月々の返済額
月々の返済額 | 返済総額 | |
三菱UFJ銀行カードローン | 34,767円 | 208,598円 |
みずほ銀行カードローン | 34,707円 | 208,242円 |
※三菱UFJ銀行カードローンは、最終月が34,763円
毎月、約35,000円なら、普通に働いている人だと、返せる金額なので、このプランを勧めるべきです。ちなみに、ノンバンク系のカードローンは、利息が高いので、勧めない方が、良いでしょう。
まとめ
基本的には、「お金を貸して」と言われた際、少額だったら、返って来ないと、覚悟して貸しましょう。
多額を貸すのは、止めた方が良いけど、仮に貸す場合、使途、返済プラン、借用書、担保、この4つを忘れずに。
ただし、4つが揃っていても、逃げる人は、平気で逃げるので、踏み倒される覚悟を、持っていた方が良いかも。
最終的には、カードローンを紹介して、お金を借りるのが、お互いのためにも、良い対処法だと、自分は思います。
自分の場合、断られたら、気まずくなるので、親友に「お金を貸して」とは、そもそも、頼みませんけどね。
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