オシャレな家具と言えば北欧生まれのIKEAで、今や都内だけではなく東京の郊外にまで進出しています。
デザイン性では同じ業態のニトリをだいぶ引き離してるけど、耐久性の方はどうなのでしょうか。
実はIKEAの家具が壊れやすいとウワサが出ており、もしかするとニトリの方が良いのかもしれません。
果たしてIKEAの家具に耐久性はあるのか?
お値段以上のニトリの方が家具を買う場合は良いのか?
IKEAの家具は巷のウワサを基に、ニトリの家具を実際に買った感想、それぞれで検証しました。
IKEAの家具の耐久性には問題があるらしい!
以前からIKEAの家具が壊れやすいとウワサになってますが、実際にどうなのかは分かりません。
そんなときにある人が引っ越しをする際、業者から言われたことツイートをして話題になりました。
以下の内容を読む限りIKEAの家具が壊れやすいと言うことに間違いはなさそうですね。
IKEAの家具はめちゃくちゃ壊れやすい。
「IKEAの家具ってめちゃくちゃ壊れやすい」「バラして持っていっても引越し先で組立られないくらい強度がなくて…」との答えが返ってきたそうで、補償の対象外である旨も伝えられたそうだ。
引用:IKEAの家具を引っ越し業者が敬遠? 「強度がない」というツイートが話題に
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/11167381/
このニュースがきっかけでIKEAの家具に強度がないと話題になりました。
さらに記事を読むと引っ越しの見積もりを取ったらこんなことを聞かれたそうです。
「IKEAの家具はお持ちですか?」
引用:IKEAの家具を引っ越し業者が敬遠? 「強度がない」というツイートが話題に
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/11167381/
どのような家具を持っているのか聞かれたのかと思っていたらそうではありません。
「IKEAの家具は壊れやすいので、保証の対象外にさせていただいてます。」
引用:IKEAの家具を引っ越し業者が敬遠? 「強度がない」というツイートが話題に
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/11167381/
まさか大人気のIKEAの家具が保証の対象外になるとは驚きの結果。
ではどうして保証の対象外なのかを訪ねたところ、以下のように答えたらしいです。
「バラして持っていっても引越し先で組立られないくらい強度がなくて…」
引用:IKEAの家具を引っ越し業者が敬遠? 「強度がない」というツイートが話題に
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/11167381/
基本的にIKEAの家具は解体して再び組み立てることを想定しておらず、言わば使い切りの家具。
それを踏まえて「壊れやすい家具」だから購入する際はよく考えないと、安物買いの銭失いになるかも。
値段が安い家具は壊れやすい。壊れにくい家具は値段が高い。これですね。
なぜIKEAの家具は壊れやすいと言われるのか?
大人気のIKEAの家具は、あるツイートをきっかけに壊れやすい家具と認定されてしまいました。
しかし、IKEAの家具は本当にすぐ壊れる家具ではなく、安全設計上の観点から壊れやすい家具なんです。
まず日本の家具は製造物責任法(PL法)の観点から、強度や耐久性を重視して設計をしてます。
逆にIKEAの家具は日本製よりも強度や耐久性の設定が低いから、壊れやすいのではないでしょうか。
前述でも書いた通りIKEAの家具は一度組み立てた家具を、バラして再び組み立てる設計をしていません。
また組み立ての際はネジではなく接着剤で留めることが多いので、再び組み立てるにはかなり不向き。
地震大国の日本では接着剤だけの固定だと、揺れで倒れたり壊れたりする可能性がかなり高いでしょう。
ちなみにIKEAへ初めて行った際、ネジがたくさん売っていたのは、自分で家具を補強しろってことなのかも。
デザインが良くても強度や耐久性が低いなら買っちゃダメですね。
IKEAのイスではこんな事故が起きていたらしい!
大阪市内で飲食店経営している松島健太郎氏=仮名(45)は2012年12月、イケア製の〈ダルフレッド〉というスツールタイプのイスに座り、コンピュータに向かって新装開店の準備をしていた。その約10分後、突然、イスの座面が落下。松島氏はバランスを崩し、身体ごと右側に転倒し、身体を支えようとして利き腕の右手を床についた。
引用:IKEA「椅子が壊れて大怪我」訴訟で和解金600万円払った意味
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/13104022/
怪我の原因は、プラスチック製の軸受け部分が破損したため座面が落下したことで、怪我をしたと結論。
結局、松島健太郎氏は怪我が原因で「障害者手帳6級第2種」になってしまい、お店を手放しました。
そこで松島健太郎氏(仮名)は、製品評価技術基盤機構(NITE)に依頼して製品の問題性を調べます。
IKEAのイスには脆弱性があると判明。
NITEは2014年6月、問題の製品に脆弱性があったため座面が落下したことを認める報告書をまとめている。また、同じ製品による、事故と負傷は2件目となることも報告している。
引用:IKEA「椅子が壊れて大怪我」訴訟で和解金600万円払った意味
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/13104022/
NITEは問題の製品に脆弱性があると報告しており、さらにこの事故が2度目だったことも判明。
ここまで読めばIKEAの家具がオシャレで安くても、実際に使おうとはちょっと思えませんね。
急にイスが壊れたら同じ怪我をする可能性が高いでしょうね。
実際にニトリのイスを買ってみた!
IKEAの家具には脆弱性があるとNITEの報告で分かりましたが、ニトリの家具の場合はどうなのでしょうか。
以前は、日本工業規格(JIS)の検査方法に合格した製品だけ売ってたらしいけど、最近は違うみたいです。
ニトリの家具は「品質業務改革室」を立ち上げて品質改革を行った結果、品質が向上したと言われています。
しかし、実際に使わないと本当に安全なのかは分からないので、試しにニトリのイスを買ってみました。
ニトリのアウトレットで買ったハイバックのイス。
ニトリにしては、シンプルでカッコいいデザインだからニトリのネット通販で、上記のイスを購入しました。
ハイバックのイスは背もたれの強度が一番に重要だけど、イスに座っても全く問題なかったんです。
さらに自分が買ったハイバックのイスは、キズ付きのアウトレット品でしたが、耐久性も全く問題なし。
その証拠に購入してから2年近くが過ぎても、ぐらつくこともガタガタすることも、全くありません。
価格はIKEAよりも少し高いだろうけど、耐久性と強度があるから、絶対にニトリがお得でしょうね。
もちろんニトリのイスには補強などの行為を一切してません。
ニトリの家具はアウトレットでも丈夫です!
アウトレットのニトリのイスにはキズが付いてると書いてあったのに、見た目では全く分かりませんでした。
見た目で全く分からないから画像で見ても、どこにキズが付いているか全く分からないはずです。
どこにキズがあるか分からないのに、アウトレット品として定価より安く買えるなら、かなりお得。
ニトリのアウトレットはイスの他にも、ベッドやソファーやテーブルなどたくさんの家具が揃ってます。
デザインさえ良ければIKEAよりもニトリの方が優れているから、購入の際はぜひご検討ください。
ちなみにアウトレット品はお住いのエリア限定なので、商品の充実度に多少の差があるかもね。
パソコンのイスとして四六時中ずっと座ってますが全く問題ありません。
IKEAとニトリのどちらがおすすめ?「まとめ」
デザインと価格で言えばIKEAの価値かもしれないけど、強度と耐久性で言えばニトリの圧勝です。
特にイスで起きた事故はちょっと怖いので、安全性を考えたらIKEAの家具は選べませんね。
逆にニトリの家具はアウトレット品でも丈夫で長持ちするから、デザインが良ければ問題なし。
自分の場合、IKEAに行くのは家具のレイアウトやデザインを、チェックする程度と考えてます。
家具を買う際はまずIKEAで下見して、そのあとニトリの店舗やネットやアウトレットで買いましょう。
最近はDIYが流行ってるからニトリやIKEAで買った家具をリメイクするのも有りかな。
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