- 実家暮らしの検討をしている人！
- 親と実家で同居を検討している人！
- メリットとデメリットを知りた人！
「実家暮らしを検討してますがメリットとデリットはある？」
自分はわずかな期間を除き親と実家暮らしをしており、デメリットよりメリットを感じています。
しかし、世間の意見を聞くと実家暮らしはデメリットが多く、あまり受け入れられていないのかも。
そこで親と一緒に暮らしている40代で独身の自分が、実家暮らしのメリットとデメリットを調べました。
世間が思うデメリットは多いけど反論ができるので、実家暮らしの後ろめたさを気にしなくて大丈夫。
逆に実家暮らしをすると、世間を騒がしている老後問題も解決できるから、むしろおすすめなのでは？
実家暮らしのメリットは家が手に入ること
実家暮らしで一番のメリットは家が手に入ることで、これほど大きなメリットはないでしょうね。
ただし、賃貸物件だと家賃が発生するから、実家が分譲マンションや一戸建ての場合だけですけど。
ベストはローンが払い終わっている状態で、あと必要なのは修繕費と税金ぐらいで家が手に入ります。
一戸建てを買うと多額の借金を背負う
子供が欲しいなら最低でも3LDKぐらいは欲しいはずで、土地付きの一戸建てだと3,000万円ぐらいは必要。
さらに新築に住むのだから新しい家具も必要になり、その分だけまたお金が必要になり借金が増えます。
当たり前だけど新築を購入する場合、ローンを組む必要があるから金利だけでも相当な額になるでしょう。
3,000万円を30年ローンにした場合
仮に固定金利0.5％で3,000万円の住宅ローン30年（元利均等返済）の場合、利息だけで200万円を超えます。
これが固定金利1.0％になると利息だけで400万円を超え、収入の低い会社員はさすがに払えないのでは。
実際は頭金・ボーナス併用・変動金利でローン額は変わるけど、月の返済額が生活を圧迫するでしょう。
| 金利 | 利息 | 合計 | 返済額（月） |
|---|---|---|---|
| 0.5% | 2,312,288円 | 32,312,288円 | 89,756円 |
| 1.0% | 4,736,908円 | 34,736,908円 | 96,491円 |
実家暮らしはローンを貯金に回せる
家を新築で買えば、毎月9万円ぐらいのローンを最低でも30年間は払い続けなければなりません。
しかし、実家暮らしにすればローンのお金を貯金に回せるから、自分の将来のために蓄えられます。
老後に2,000万円も必要なら新築の家を買わず、実家暮らしにするのが手っ取り早い方法なのでは？
誰しもが思う実家暮らしのデメリット
実家暮らしのデメリットをネットで調べたら、大半のサイトが「女性からモテない」と書いてあります。
田舎で地元の会社に勤めているなら実家暮らしは当たり前だけど、都会の場合はダメみたいですね。
ちなみに、女性は実家暮らしの男性に対して以下のイメージを持っており、これがデメリットでしょう。
マザコンに見られるかもしれない
実家暮らしの男性は、母親が大好きなマザコンだと思う女性が多く男性にはかなりのデメリットです。
自分の場合は露骨に言われないけど、知人の女性は陰で「マザコン野郎」と言っているかもしれません。
母親と二人暮らしはかなりヤバいでしょうね。
金銭的な問題があるように思われる
実家暮らしの場合、低収入・浪費癖・銭ゲバなど、金銭的な問題があると思われることがデメリットです。
自分の場合は低収入が原因だから間違ってはいないけど、十把ひとからげにくくるのは止めてください。
都会は家賃が高いから仕方がないかもね。
自立ができない大人と見なされる
実家暮らしだと親が家事全般をやるので、自立ができていない大人と見なされることがデメリットです。
しかし、実家暮らしだとしても家事全般をやっている男性も存在するから、自立している人もいます。
男は結婚するとまた自立しなくなりますよ。
実家暮らしのデメリットに対する反論
前述のデメリットは当っている部分もあるけど、外れている部分もあるから反論させてください。
必ずしも一人暮らしをするのが当たり前で、実家暮らしをするのがダメだとは言い切れませんからね。
個人的に世間が一人暮らしを推奨するのは、不動産業界と政府に騙されているだけだと思っています。
男性はみんなマザコンです
世の中の男性は大抵の場合、一人暮らしや実家暮らしに限らずマザコンなので、特に関係はありません。
実際に一人暮らしのマザコンを知ってますが、頻繁に実家へ帰っており一人暮らしにもマザコはいます。
マザコンじゃない男はいないでしょうね。
生活費や家賃を払っています
実家暮らしは生活費が一人暮らしよりも安く済むけど、実家にお金を入れていない訳ではありません。
生活費や家賃など入れているし親が使う家具や家電も買うから、金銭的な問題は全くない人もいます。
実家でもさすがにタダでは住めませんからね。
実家暮らしでも自立はできる
実家暮らしでも炊事や洗濯などをする人は多く、自分の場合は親の代わりに料理全般を担当しています。
水道代や電気代の問題で洗濯はしてもらうけど、親と一緒は嫌だから自分でやる人もいるんですよ。
実家暮らしではなく共同生活です。
最大のデメリットの親をメリットに変える方法
実家暮らしの最大のデメリットは、家と一緒について来る親でわずらわしく思う人もいるでしょう。
独身の場合で一人暮らしから実家暮らしに変えると、生活リズムが変わるから嫌な人もいますからね。
他には、生活を干渉されたり文句を言われたり、自分の好き勝手に生きることは難しかもしれません。
しかし、考え方を変えれば親がいるとこでデメリットがメリットになるから、要は考え方次第です。
帰ったら「お帰り」と言ってくれる
一人暮らしは家に誰もいないから、仕事から帰った際に「ただいま」と言っても返事はありません。
しかし、親がいれば明かりのついた家に帰った際、「お帰り」と言ってもらえ心がほっこりします。
家に誰かいるのはありがたいですよ。
外出中に親がいれば防犯面で助かる
一人暮らしで心配なのは空き巣だけど、日中に親がいれば空き巣は入れないから防犯面で助かります。
最近は事前に電話で留守か調べるらしいので、電話に出てくれるだけでも親がいるのはプラスです。
最近は物騒だから安心です。
「おふくろの味」を教えてもらえる
最近は男性も料理をする時代だから、受け継がれてきた「おふくろの味」を母に教えてもらえます。
「おふくろの味」は、親から教わらないと同じ味にならないので、料理の腕を上げるには必要です。
料理の腕が上がりモテるかも。
オレオレ詐欺の被害に遭わずに済む
テレビなどで注意をしていても、オレオレ詐欺に引っ掛る人はいるので、心配なら親と一緒が安全です。
常に顔を合わせているから声で本物か分かるし、自分が家にいるときだったら騙されませんからね。
親も子供が一緒なら安心でしょう。
親が病気なときの世話ができる
親が病気になったとき一緒に住んでいれば、身の周りの世話がすぐできるから親も自分も助かります。
逆に一人暮らしだと仕事終わりや休日に実家へ帰る必要があるから、精神的にも肉体的にも大変です。
誰かが親の世話をする必要がありますからね。
実家暮らしのメリットとデメリット『まとめ』
デメリットをメリットに変えられれば、実家暮らしはメリットしか存在しないからおすすめです。
特に老後の2,000万円問題が心配なら、生活費が抑えられる実家暮らしにするのが一番の解決策。
仮に40歳から毎月5万円の貯金を20年間すると1,200万円も貯り、足りない分は退職金で補うだけ。
女性からは冷たい視線を浴びることもあるでしょうが、そんなときはご紹介した反論を使ってください。
それに実家暮らしは親にもメリットがあるから、もし実家に住めそうならこの機会に引越しましょう。
実家暮らしをするときは兄弟姉妹に許可を取りましょうね。
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