1970年代に生まれた人なら、30歳までに結婚していると子供の頃に想像していたはず。
しかし、現実はどうですか?
まさか40歳を過ぎても独身でいるとは、子供の頃に全く想像ができなかったのでは。
40歳になっても独身なら、このままずっと結婚をせずに死ぬでしょうね。
そうなると孤独死もさらに今より増えると予想されます。
孤独死は嫌ですが独身のままだと、孤独死をする可能性はかなり怖い。
でも孤独死よりさらに怖い現実が、実は待っているんです。
そこで今回は生涯未婚の独身に待ってる恐怖と、その恐怖からの回避方法をご紹介します。
生涯未婚率から考える孤独死の現実!
50歳時の未婚割合の推移と将来推計。
男性 女性 2010年 20.1% 10.6% 2015年 23.4% 14.1% 2020年 26.6% 17.8% 2025年 27.4% 18.9% 2030年 27.6% 18.8% 2035年 29.0% 19.2% 出典:第1-1-8図 50歳時の未婚割合の推移と将来推計
※2020年以降は推計値。
最近、ニュースなどでも取り上げていますが、昔よりも明からに生涯未婚率が増えています。
平成26年版厚生労働白書から「生涯未婚率の推移」の推移を見ると右肩上がり。
2010年のデータでは、生涯未婚率は男性が20.1%で女性が10.1%。
これが2015年のデータになると、生涯未婚率は男性が23.4%で女性が14.1%に上昇。
男性は10人に2人以上。女性は10人に1人以上。それぞれ一生独身のままらしいです。
これが2035年になると、生涯未婚率は男性が29.0%で女性が19.2%になる。
男性は10人に約3人。女性は10人に約2人。こんな時代が来ます。
独身は孤独死になる確率が高い。
結婚してれば必ずしも孤独死を防げるわけじゃない。
でも、既婚者と未婚者だったら孤独死をするのは明らかに未婚者の方。
独身の人で死ぬときは独りで構わないと思ってるなら良いでしょう。
その代わり家族に見守られながら死にたい場合は結婚をした方が絶対に良いです。
特に男性の方が生涯未婚率が女性よりも高い。
寂しい孤独死をしたくないと思う独身男性は今すぐにでも結婚をしてください。

20年後や30年後には高齢者の孤独死が、もっと増えるでしょうね。
亡き父の言葉から考える孤独死の恐怖!
自分の父がまだ病気になる前の元気だった頃、「死」について話したことがあります。
話しの内容はもし死ぬならどんな死に方が良いか。
自分は「ひっそりと穏やかに死にたい」と言いました。
てっきり父も同じような考え方だと思っていたら全く違う考え。
父の答えは「死ぬときはみんなと一緒に死にたい」と言ったんです。
自分がそれはどういう意味がと聞き返したら、記憶が正しければ以下のように答えました。
「独りで死ぬのは寂しい。だから災害や事故で多くの人と一緒に死んだ方が寂しくない。」
災害や事故でご家族が亡くなった人には、失礼な話だと憤慨してるかもしれません。
でも、これは死んだ父の言葉なので、どうかご勘弁を。
父は独りで死ぬのが怖くて誰かと一緒に死ねるから、例えとして「災害や事故」と言ったのでしょう。
昔から「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」と聞いたことありますよね?
父の場合は「みんなで死ねば怖くない」と考えていたのかも。
結局、父は独りで死ぬことにはなったけど、兄弟や家族に見守られながら死ねました。
だから、父は決して寂しくなかったはずです。
でも、自分の場合は結婚をしてないから孤独死をする可能性が高い。
孤独死を想像したとき「死ぬときはみんなと一緒に死にたい」と言った父の言葉が、少しだけ理解ができました。

あくまでも理解できたのは少しだけです。災害や事故は嫌ですから。
孤独死するより怖い現実が待っていた!
死の恐怖はほんの一瞬だけど、死ぬまでの恐怖は死が訪れるまで続きます。
それもいつ死ぬ分からないので、いつ自分に死が訪れるのかと言う恐怖を独りで抱えなければなりません。
家族がいれば死の恐怖を和らげることができます。
それに心の支えにもなるから、死の恐怖が和らぐ。
でも、孤独死を迎える人は独りで死の恐怖を抱え、命のタイムリミットを待ち続けるしかない。
まだ死に直面してない自分でも孤独死を考えると、恐怖で眠れなくなってしまう。
昔から「死ぬときは独り」と言います。
仮に死ぬときは独りだったとしても、死ぬまでは誰かに見守られながら死を迎えたい。
今のままの考えだと孤独死を意識する年齢になったら、死の恐怖に押し潰されるでしょうね。
孤独死よりも怖いのは、誰にも見守られることなく独りで死と向き合いなら、死の瞬間を待ち続けることです。
孤独死は寂しく一人で死ぬことだけど、ここで言う孤独死よりも怖い現実とは、死の恐怖と一人で向き合うこと。
似てるようで違います。

姪っ子に看取ってくれとお願いしようかな。
孤独死の恐怖から解放される3つの方法!
孤独死を回避するには結婚をするのが、やはり一番の方法でしょう。
特に男性は女性よりも平均寿命が短いので、奥さんの存在が心の支えになる。
さらに子供がいれば奥さんに先立たれても、最後まで看取ってくれるはずです。
孤独死を考えれば結婚をしたい方が良いけど、40歳を過ぎて結婚相手を探すのは厳しい。
そこで結婚以外に孤独死を回避する方法を、3つ見つけたのでご紹介します。
ブログやSNSなどで発信する。
1つ目の孤独死の恐怖を回避する方法は、ブログやSNSを使って自分の思いを発信すること。
自分の気持ちを吐き出すことで、少しくらいは死の恐怖が和らぐはず。
それにブログやSNSを読んだ同じ境遇の人と分かち合えるかもしれません。
実際、病気の芸能人もブログやSNSを使い発信してるから有効な方法でしょう。
SNSはフォロワー数が多い方が良いので、早めに作ることをおすすめします。
独身用のシェアハウスを作る。
2つ目の孤独死の恐怖を回避する方法は、独身しか住めないシェアハウスを作ること。
自分で作るのは無理だけど、このシェアハウスがあれば孤独死を防げます。
もしかしたら独身シェアハウスが縁で、結婚できるかもしれません。
結婚したら退去するシステムにするれば、未婚率も下げられるでしょう。
老人ホームよりも比較的に安く住めるシェアハウスの方が良いのでは?
住んでる地域の人と頻繁に接する。
最後の孤独死の恐怖を回避する方法は、住んでる地域の人と頻繁に接すること。
これからの世の中は確実に、孤独死の人が増えると分かってます。
それなら住んでる地域の人の中に、同じ独身の人がいるはずです。
同じ独身の人と仲良くなれば、苦しいときもお互いを支え合えるはず。
歳を重ねたら積極的に、地域の人たちと接するようにしましょう。

独身シェアハウスを誰か作ってくれませんか?
孤独死よりも怖い現実とその回避方法「まとめ」
孤独死よりも怖いのは独りで死と向き合うことです。
でも、生きている限りはどんな人にも必ず死は訪れます。
結婚してる人なら死と直面しても、家族が恐怖を和らいでくれる。
しかし、独身の人は独りで恐怖と向き合わなければなりません。
心の強い独身なら死の恐怖と向き合えるでしょう。
心の弱いなら死の恐怖に押しつぶされるでしょう。
自分と同じように心の弱い人は、家族を持つことが回避方法です。
結婚が無理な人は、ご紹介した3つの方法で回避してください。
もしくは、孤独死に耐えられる強い心を持つことでしょうね。

自分は弱い人間なので独りで抱え込める自信はありませんね。