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癌の手術をしない選択もある!ステージ4の癌で死んだ父親の場合!

   

手術室

生きとし生けるもの、必ず死は訪れるから、人によっては、早く訪れたり遅く訪れたりさまざで、父の場合は50代前半。

発見した段階で、すでにステージ4の癌だったのに、なんとか助けてやりたい一心で、結果的に手術を2回も行いました。

しかし、結果はご承知の通り死んでしまったのだけど、今考えると手術をしない選択もあったのだと、後悔しています。

手術をして癌が治るケースも、もちろんあるのは確かでしょうが、手術をしても全く意味のないケースも、同じようにあるでしょう。

もし、ご家族が癌になったとき、奇跡を信じて手術をするのか、無意味な手術をしないのか、どちらを選びますか?

癌と分かるまでの時系列

父が死んだ理由は肺癌は、20年以上も前のことだけど、今でも頭の中に時系列がしっかり記憶されており、ときどき後悔します。

全く症状が分からず、癌になって死んでしまったのなら、後悔はしないだろうけど、サインがあった場合は、やはり違うでしょう。

もし、以下のような症状が自分や家族になった場合、父と同じように肺癌の可能性があるので、すぐに検査をしてください。

風邪でもないのに咳が頻繁に出ていた

これは、父の友人から聞いた話で、癌と分かる1,2年前から風邪でもないのに、咳が頻繁に出いていたと言われました。

「コンコン」と乾いた咳をしていたらしく、その友人は病院へ行くように言ったらしいけど、父は忠告を聞かなかったそうです。

車を運転中に背中が痛くて休むことがあった

自分が父の異変に気がついたのは、背中が頻繁に痛むようになったときで、あまりの痛さに運転中に休むことがありました。

この時点で、肺に癌ができていたと思われ、検査するよう説得していれば、ステージ4までヒドくなっていなかったのかも。

肋間神経痛と思って病院へ行ったが違った

あまりにも背中が痛くなって、仕事をするのもツラくなった父は、やっと重い腰を上げて病院へ行く決断をします。

本人は、背中が痛いから肋間神経痛だと思っていたらしいけど、レントゲンを取ると肺に影があり、大きな病院へ行くことになりました。

検査をすると肺癌だったと分かった

紹介状を書いてもらった大学病院へ行き、疑われそうな病気の検査をすると、父は肺癌だったことが分かりました。

ここまでの話は、わずか1年ぐらいのことだったけど、たぶん父は、もっと前から自分の体の異常に気がついていたでしょうね。

キシ
今でも、背中が痛いと言ったときに、病院へ連れて行くべきだったと、後悔しています。

癌の手術を2回ほどやりました

手術中

当初は、手術が1回で済むと思っていたけど、まさか2回もやるとは想像できず、病院選びの段階で、間違っていたのかもしれません。

今だったらセカンドオピニオンで、手術の結果がどうなるか把握した上で、するかどうか判断ができるけど、当時はまだ違いました。

結果的に、死んでしまったから思うのだろうけど、やはり最初の段階で父の癌の状態を、もっと知るべきだったのでしょうね。

当初は父に癌だと言ってなかった

手術が決まる前は、まだ父に癌だと言っておらず、どのタイミングで言うべきなのか、本当に言った方が良いのか迷いました。

結果的に医者から、癌だと知らずにいるのは良くないと言われて、父に癌だと伝えましたが、本人は相当なショックだったはずです。

1回目は簡単な手術だった

1回目の手術は数時間で終わり、肺にある癌細胞を取り除くだけだったので、術後も順調だったから、かなり安心していました。

しかし、医者から言われたのは、体を開けた段階で、片方の肺を摘出する状態になっており、再び手術をすることになるんです。

2回目は長時間に及ぶ大手術だった

2回目の手術は、片方の肺を摘出する必要があったので、記憶が正しければ最低でも、8時間以上は掛かったと思います。

1回目の手術とは違い、大手術だったので父の体はかなり衰えてしまい、助かると信じていたけど、かなり不安になりました。

キシ
1回の手術で済めば、体の衰えを抑えられたかもしれません。さがに、2回目の手術はキツかったです。

手術後は少しだけ良い時期があった

今考えれば、なぜ1回目の手術をする前に、片方の肺を摘出する状態だと判断できなかったのか、医者に疑問を持っています。

しかし、前にも書きましたが、セカンドオピニオンは定着しておらず、ネットもない時代で、医者を信じるしかありませんでした。

当時は、自分たちと同じように、医者の言うことを信じて手術をしてしまった人たちが、かなり多かったのではないでしょうか。

手術後は抗がん剤の治療をした

2回目の手術が終わったあと、しばらくの間は抗がん剤治療をしており、本人はかなりツラそうだったけど、治ると信じていたはずです。

しばらくしてから、自宅で療養した方が良いと言われて、薬をもらい数週間だけ、家で生活がすることになりました。

自宅療養の数週間はスゴく状態が良かった

久しぶりに、自宅でゆっくりできたから、父の状態はスゴく良く見えて、このまま癌が治るのではと、本気で思っていたくらいです。

しかし、医者から2回目の手術の報告があると言われ、病院へ行ったのですが、一瞬で希望が絶望へと、変わってしまいました。

余命が数カ月しかないと宣告される

2回目の手術の結果を聞きたときは、すでに手の施しようがなく、できるのは放射線治療しか、残ってないと言われます。

さらに医者からは、「もってあと1,2カ月くらい」と余命宣告されたけど、わずかな可能性に賭けて、放射線治療を選びました。

放射線治療をするが効果はない

しばらく家にいたあと、放射線治療をするために、別の病院へ入院しますが、もう家には戻って来れないと、分かっていたはず。

放射線治療を数週間ほどしましたが、状態が良くなるどころか、悪くなる一方だったので、手術した病院へ戻ることになりました。

1回目の手術をから半年で死んだ

元の病院に戻っても、治療できることはなく、痛みが激しいときに、モルヒネを打たれるくらいしか、方法はありません。

結局、元の病院へ戻ってから1週間ぐらいで、容態が急変してしまい、1回目の手術からわずか半年後に、父は死んでしまいました。

キシ
父の死で分かったのは、人は死ぬ前の数日間だけど、とても元気になること。消える前のロウソクと同じです。

命を削るような手術はしない方が良い!

1度目の手術は、父が望んでいたこともあり、結果的に仕方がりませんが、2度目の手術は、行うべきではありませんでした。

あとのときに、しっかり父の病状を理解していれば、痛みを抱えないまま、楽に死なせてあげられたと、後悔をしています。

でも、当時はどんな癌でも手術をするのが当たり前で、手術をしない選択肢などは存在しておらず、仕方のない部分はありますけど。

父が死んだ20年前よりも、医学は進歩しているので、今だったら治るかもしれませんが、手術の効果がないなら、今もやらせません。

タラレバを言っても意味がないけど、もし手術をしていなければ、もう少し長生きできただろうし、苦しい思いをせずに済んだでしょう。

手術で体力を奪われただけでなく、そのあとの抗がん剤治療や放射線治療で、父の体はボロボロになってしまいましたから。

治る見込みのある手術だったら、やった方が良いのは当たり前だけど、体がボロボロになるだけの手術はしない方がマシです。

実際に判断するのは難しいですが、セカンドオピニオンや本人の意思を確認して、命の削るような手術だったら、やるべきではないでしょうね。

キシ
やはり、セカンドオピニオンは大切です。医者が変われば、治療方針も変わりますからね。

安らかな死を迎えるためにできること!

夕焼けの空

今だったら病院の許可を得られたら、自宅で療養することができ、そのまま命を引き取ってしまうケースも多いそうです。

実際に知人のお父さんが、末期の大腸癌で手の施しようがなく、自宅で療養したまま亡くなったそうで、知人は良かったと言っていました。

治る見込みがないのであれば、病院のベッドで寝ているよりも、自宅のベッドや布団にいた方が、気持ちは和らぐでしょうね。

前述にも書きましたが、父も放射線治療をする前の自宅にいるときは、本当にこのまま治るかもと思うくらい、穏やかでしたから。

ホスピスを選ぶのもありでしょうが、お金の問題もあるし、やはり自分の家で死にたい人もいるだろうから、自宅療養がベスト。

ただし、一緒にいる家族は、すべての面倒を見る必要があり、とても大変だから、その点だけは注意するようにしてください。

キシ
病院ではなく、自分の家のベッドや布団で死ねることは、とても幸せなことなのでしょうね。

まとめ

今回ご紹介した癌の手術をしない選択もある!ステージ4の癌で死んだ父親の場合!はどうでしたか。

今なら絶対に手術をさせないけど、問題なのは本人が受け入れるかどうかで、助かる可能性がある限り、手術をしたい人もいるのでは。

もちろん、助かる可能性がある手術ならやるべきで、セカンドオピニオンなどをしっかり使えば、可能性が分かるはずです。

その代わり、手術をしても治る見込みはないし、逆に命を縮めることになるなら、手術をしない方が良いのではないでしょうか。

父が手術する前に分かっていれば、苦しませずに済んだのかと思うと、本当に今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

キシ
当時、父と同じ病室にいた人たちは、ほぼ同じ時期に、みんな死んでいました。なんか、とても悔しいです。

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