すぐにできるヒートショック対策!電気代も灯油代も掛かりません!
2017/12/14
寒くなると、お風呂へ入る前や上ったあと、急激に体温が下がってしまい、風邪をひいた経験はありませんか?
風邪も危険だけど、もっと危険なのが、ヒートショックで、最悪の場合は、命を落とす可能性があるんです。
そこで今回は、寒い季節に起こりやすい、お風呂の前後が最も危険なヒートショックから、命を守る対策をご紹介します。
わが家では、電気代も灯油代も掛からない、おすすめのヒートショック対策をしており、貧乏の人でも全く問題なし。
ヒートショックは、年寄りが心配する症状だと思うかもしれませんが、実は年齢に関係なく起こりうるので、注意は必要です。
目次
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、、温度差の大きい場所へ移動すると、急激な温度の変化が原因で、血圧が急変してしまう症状を言います。
血圧が急変すると、心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中などのリスクが高まり、最悪の場合は死ぬので、油断をしてはいけません。
最も危険な場所は、今回ご紹介するお風呂で、急激な温度の変化があるから、ヒートショックの対策が必要です。
特に高齢者の人が、ヒートショックの危険性が高い言われており、両親が65歳を過ぎていたら、対策を取りましょう。
また、今回はご紹介しないけど、寒い時期のトイレも危険なので、暖かい格好をしてから、入るようにしてください。

若くてもヒートショックの危険がある!
お風呂上りに起こるヒートショックは、お年寄りに危険な症状だから、若い自分には関係ないと、思っている人がいるでしょう。
確かに、お年寄りが多いのは事実だけど、若い人にも無縁ではないので、以下の2つに該当する場合は、気をつけてください。
ただし、以下の2つに該当しなくても、ヒートショックの心配はあるので、お風呂上りに寒いと感じたら、注意が必要です。
高血圧や糖尿病などの人
高血圧や糖尿病の人は、お風呂上りが寒いと感じたら、急激に血圧が変化する可能性があり、ヒートショックの危険があります。
糖尿病の人は、自覚があり大丈夫だろうけど、高血圧は自覚がない人もいるので、血圧を把握するようにしてください。
コレステロールの値が高い人
コレステロールの値が高い人も、高血圧や糖尿病の人と同じように、お風呂上りが寒いと感じたら、とても危険です。
見た目が痩せていても、隠れ肥満の人もいるので、健康診査なので注意された人は、お風呂上りに体温に、気をつけましょう。
お風呂の前にお酒を飲む人
お風呂へ入る前に、お酒を飲む人がいるだろうけど、これもヒートショックの危険があるので、若くても絶対にダメです。
お酒を飲んだ場合は、アルコールがしっかり抜けるまで入らないか、お風呂へ入ったあとに、お酒を飲みましょう。

一般的なヒートショック対策!
一般的なヒートショック対策は、電気代や灯油代が掛かるので、金銭的に余裕がある人へおすすめします。
お金が掛かる代わりに、すぐ対策ができるから、時間がない人や面倒臭がりの人に、ピッタリかもしれません。
ちなみに、わが家の場合は、金銭的な余裕がないので、最終手段としてしか、この対策は使えないですね。
ストーブやヒーターで脱衣場を暖める
お風呂へ入る前、お風呂から出たあと、脱衣所が寒いことで、ヒートショックの危険性が高まるから、暖めるのが一番です。
お金は掛かってしまうけど、脱衣所に専用のヒーターやストーブを置けば、暖かくなるので、ヒートショックを防げます。
ただし、誰もいない脱衣所でヒーターやストーブを付けっ放しは、衣類に引火する危険もあるので、安全に考慮して置きましょう。
専用のヒーターで浴室を暖める
脱衣所を暖めたら、次に暖めるのは浴室で、当たり前だけど真っ裸で入るから、暖まっていないと、心臓に負担が掛かります。
浴室に、専用のヒーターが入っている場合は、こちらもお金が掛かるけど、命には代えられないので、付けましょう。
もしくは、脱衣所を暖める際に、浴室の扉を開けて、2つを同時に暖められるので、こちらの対策もおすすめです。
シャワーを使って浴室を暖める
お風呂へ入る前に、浴室へシャワーをまんべんなく撒けば、かなり暖かくなるので、こちらもヒートショック対策におすすめ。
ポイントは、お湯の温度を高めに設定することで、少し時間が経過しても、暖かい温度が保たれるので、ぜひお試しください。
お風呂を沸かす際にフタを外す
お風呂を沸かす際に、フタを外していれば、沸いたときの湯気で浴室が暖かくなるから、ヒーターがない場合でも大丈夫。
ただし、フタを開けたままだと、お風呂が沸きにくくなってしまい、電気代や灯油代が少し掛かるのが、ネックかもしれません。
気温が高い夕方にお風呂へ入る
寒い季節は、太陽が落ちると気温が下がるから、まだ暖かい夕方にお風呂へ入るのも、ヒートショック対策になるでしょう。
ただし、夕方にお風呂へ入ってしまうと、寝る頃には体が冷めているから、またお風呂へ入りたいくなるかもしれません。

お金の掛からないヒートショック対策!
わが家は、生粋のド貧乏な生活をしているので、脱衣所や浴室をヒーターやストーブを使って暖めるのは、ちょっと厳しい。
そこで考えたのが、電気代や灯油代が掛からないヒートショック対策で、実際にこれをやれば、お風呂の前後の寒さはなし。
ヒートショック対策だけではなく、湯冷めをしないためにも、おすすめなので寒い季節になったら、ぜひお試しください。
裸になるは脱衣所じゃなくて浴室
脱衣所で裸になるのは寒いから、お風呂が沸いたらフタを開け、脱衣所ではなく浴室で、裸になるのがおすすめです。
本来は沸かす際に、フタを開けたままの方が暖まるけど、お金が掛かってしまうので、お風呂が沸いたらフタを開けてください。
浴室で裸になる場合は、厚手の洋服や靴下を事前に脱ぎ、薄手に状態になってから、暖まった浴室で裸になりましょう。
着替えるのは脱衣所じゃなくて浴室
着替える際も、脱衣所だと体が冷えてしまうので、そのまま浴室で着替えるのが、おすすめのヒートショック対策です。
事前に浴室の扉の前へ、バスタオルと着替えを置き、湯船から出たら扉を少し開けて、2つを取って着替えるだけ。
着替えが多い場合は、タオルで体を拭いたら、長袖のシャツを着てパンツをはき、腰にバスタオルを巻いて、浴室から出ましょう。
入浴剤を入れてお風呂へ入る
入浴剤を入れると、お風呂上りがポカポカになり、湯冷めの心配も減るので、お風呂から出た際に、あまり寒さを感じません。
浴室で着替える対策をすれば、一度も体が冷めずに洋服で、体を保温できるから、ヒートショックの心配も減るでしょう。
ただし、入浴剤を入れると、わずかだけどお金が掛かるから、スゴく寒い日に限定して、使うことをおすすめします。
おすすめの入浴剤は、別の記事にご紹介してあるので、ぜひそちらを参考にして、特に寒い日に限定して、入れてください。
調子の悪いときはお風呂へ入らない
体の調子が悪いときは、上記の対策を取っても、ヒートショックの危険性があるので、そんなときは入らないのがベスト。
少しでも体を暖めたい場合は、大きなバケツにお湯を入れ、ズボンの裾を上げた状態で、足湯に浸かるのがおすすめです。
昔から頭寒足熱と言うように、足を暖めるだけでも、体がポカポカになるから、体調が悪いときは、この方法にしましょう。

まとめ
年齢が若かったとしても、ヒートショックになる可能性があるから、最も危険なお風呂へ入る際は、必ず対策を取りましょう。
お金がある人は、電気代や灯油代を惜しまず、脱衣所と浴室をヒーターやストーブで暖めてから、お風呂へ入ってください。
お金のない人は、実際に自分がやっている、裸になるのも着替えるのも、すべて浴室でするヒートショック対策がおすすめ。
ヒートショックが無関係な人でも、この対策を取れば、お風呂上りが寒く感じないので、暖かいまま布団へ入れますよ。
急激な温度の変化で、命を落とすこともあるから、お風呂へ入る前後は、必ずヒートショック対策をして、命を守りましょう。
